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キャプテンヴェノネイジィ

翻訳アメコミ(主にマーベル)のレビュー・感想を置くところ。オタクが奇妙なテンションで推しを語ったりするよ! ていうかそれしかしてない! 絶版モノも扱ってます。ネタバレがめっちゃあるのでお気をつけください。

オンスロート1~4

オンスロート1




***

■感想

フェイタルアトラクション編(Xーmen 16,17(マーブルスーパーコミックス))にて旧友マグナスの精神を崩壊させちゃったエグゼビア。それに加え、これまでにもいろいろと鬱憤がたまっていたことと、Xメンを頼ってきた幼いミュータントの少年を救えなかったこと。それらが立て続けにおこっちゃって我慢の限界がきたエグゼビアが闇落ちして最強の敵オンスロートになる! という話。

エグゼビアの失態といえばX-MEN:デッドリー・ジェネシスがまず思い浮かぶのですけど、オンスロートもたいがいめちゃくちゃ暴れる……笑
リージョンといい、この親子は笑関連:リージョンクエスト(Marvel X7,8、9)、ミュータントジェネシス編(Xーmen 10,11、12(マーブルスーパーコミックス)

とはいえ、これは完全にエグゼビアの意思だったわけではなく、マグナスから抜け出た悪意がエグゼビアの精神に乗り移り、みたいな感じなので、完全に自己の意思で闇落ちしたわけでは無い。

今回、エイジ・オブ・アポカリプス1、2,3の世界から正史世界に来ているキャラが多数。ネイトがまた見れてウレシイ可愛い!
あとビースト笑 よりによって彼が来ちゃったw
オンスロートが本性をあらわしたときに驚くほど素早く寝返ったところが流石です。

ビショップが探していた裏切り者がまさかの教授だった! という驚きと、作中で強キャラのはずであるジャガーノートがいきなりコテンパンにされてはじまる第一巻でした。




オンスロート2



■感想

何かたくらんでるシニスターがネイトを連れ去り(その後オンスロートに奪われ)、アポカリプスは復活し、戦いにはアベンジャーズとFFが参戦し……とお祭り感増してきた二巻です。

精神崩壊していたはずのマグナスも復活してますが記憶喪失でしかも年齢まで若返ってます。(結局◯◯ー◯なのはもはやお約束展開笑)
というわけで、悪意のないマグナスも今回はヒーロー側で参戦!

しかし、これだけの人数揃っていながら……オンスロートの障害にはならず。
FFのリード&スーの息子フランクリンのミュータント能力が狙われ、誘拐されてしまいます。
あげくセンチネル集団をNYに放ち、さらにNYそのものを壊滅させてしまうオンスロートくん。徹底的!

ヒーロー達ボロボロ、失意の二巻終了。




オンスロート3



■感想

この時代のアース616のややこしさったら……。


スパイディはクローンサーガのごたごたでベンとピーターがいるしトニーは19歳、マグナスも若返り中で、ネイトとケーブルが存在し……ややこしい!……と思ったけど、よく考えたらだいたいいつもゴタゴタしてるからこれくらい普通か……?(もはや感覚がマヒ)

三巻はハルク&ケーブル、アポカリプス、スパイディ、ウルヴィの話が収録。
オンスロートに洗脳されていたハルクをケーブルとストームが正気に戻し、ふたりのスパイディは街に放たれたセンチネルと果敢に戦い、
フェイタルアトラクション編(Xーmen 16,17(マーブルスーパーコミックス))でアダマンチウムを抜かれてしまったことにより獣化していたウルヴィは人間の心を取り戻す修行の仕上げ。

それぞれの準備を終え、いざ次巻でオンスロートと最終決戦!

個人的にはスパイディの話がお気に入り。クローンも本物も、どちらもやっぱりすごく優しくて強いスパイディ!

オンスロートはエイジ・オブ・アポカリプス1、2,3のように全収録じゃないので、未収録作品は巻末にサラっと解説入り。
どうやらハボックはまた洗脳されている模様。(関連:Xーmen 4,5,6(マーブルスーパーコミックス)

ハボックとホークアイ洗脳されすぎマン。
(ホークアイの洗脳は:アベンジャーズ:クリー/スクラル・ウォーホークアイ VS. デッドプール など)





オンスロート4



■感想

全体リランチのためとはいえ、とても豪華だった!

前巻に続き、さらにヒーロー盛り。ブラックパンサーやネイモアさん、インヒューマン達も参戦。
そして、オンスロートにとらわれているフランクリンの思念を読み取って具現化したという設定でヴィランもモリモリ登場で大騒ぎバトルです。

思念を具現化するといえばアベンジャーズ:クリー/スクラル・ウォーでのリックの活躍を思い浮かべますが、今回は敵が似たようなことをしてヴィランを生み出す感じ。

時間をかせいでそれを防いだあと、ついにオンスロート本体と最終決戦です。
精神体となったオンスロートには通常では触れることすらできない。
というわけで、その力を封じる器となるべく、ヒーローは次々にオンスロートの精神へ飛び込んでいく!!
最後の一人が飛び込み終わったとき、外に残ったミュータント達がオンスロートを叩き、なんとか勝利。

オンスロートはやっつけたものの、世界からヒーローが消えてしまって……END。
ここから、ヒーロー達が再び戻ってくることでマーベル世界がリランチされます。

全員死んだ……死んだけど、非常にかっこよかった!
自己犠牲する気はなかったのにトニーに一緒につれていかれちゃうドゥーム様かわいそうワロタw

■個人的見どころ

敵味方入り乱れているなかに颯爽と現れる黒い影……!!!!!!

ジョニー「貴様は!? 貴様までオンスロートに?」
???「見くびるでないぞ! わしは何者にも従いはせぬ! お前を殺すつもりならお前はとうの昔に死体となって歩道に転がっておるわ!」


(画像は引用です。引用元:小学館プロダクション オンスロート4より)


こ、この尊大な話し方、そしてこのマントがヒラヒラしているようなシルエットは……!!

ドゥーム様ーーーー!!!!!!!!!
ご参戦シーンが大変かっこよきでございました。

もうひとつ。
ジョセフ(若きマグニートー)とローグがセンチネルにボコボコにされて、あわや死ぬ直前、というときに、突然センチネルが大爆発。
その爆破を背負ってあらわれたのは……


(画像は引用です。引用元:小学館プロダクション オンスロート4より)


ドゥーム様ーーーー!!!!!!!!!(お察しの通り)

「私でなければセンチネルをこれほどたやすく破壊するガントレットなど作れまい。我が腕の一振りにさえオンスロートなどを遥かに上回る知性が込められているのだ。もって奴の敗北としてくれるわ」

(引用元:小学館プロダクション オンスロート4)

!!!!
この……この恐れ知らずな気高きセリフよ! さすがドゥーム様。まわりがどれだけ苦境にあっても、絶望を感じていても、ドゥーム様の自信は崩れない! かっこいい!

最後の全員集合のときのドゥーム様↓。


(画像は引用です。引用元:小学館プロダクション オンスロート4より)


ハルクの上にお立ちになっている笑
それ逆に、立ちづらくないですか? 安定悪そうなんですけどw

トゥーム様の見せ場が多くて大興奮でした。4巻。

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プロフィール

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Dr・ドゥーム、シンビオート、ケーブル、ロケット、デップー、スパイディあたりが特に推しです。アイアンマン、タスクマスター、マグニートー、ナイトクローラーもちょろちょろと追いかけてます。

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