翻訳アメコミ(主にマーベル)のレビュー・感想を置くところ。オタクが奇妙なテンションで推しを語ったりするよ! ていうかそれしかしてない! 絶版モノも扱ってます。ネタバレがめっちゃあるのでお気をつけください。
前作『ナイト・オブ・リビング・デッドプール』において、ゾンビだらけの終末世界で目覚めた冗舌な傭兵、デッドプール。 彼は自らにワクチンを打ちゾンビに食べさせる“治療法"を見つけ出し、世界を救った……ように見えた。 そう、デッドプールが増殖した世界なんて、ゾンビだらけの世界より地獄に決まってる! そんな世界に生きる少女リズが出会ったのは、善の心を持つデッドプール? デッドプールが蔓延(ルビ:はびこ)る世界のを救う方法とは? この物語の結末がどうなるのか、誰にもわからない。
街中でスーパーヴィランとド派手な戦闘を繰り広げたデッドプール。罪のない市民がその巻き添えになり、瀕死の重傷を負ってしまった。 彼を救うには、神秘的な物質“ビブラニウム”による治療が必要だ。 早速、原産国ワカンダに乗り込んだデッドプールだったが、国王ティチャラ(ブラックパンサー)は、不躾な訪問を快く思っていなかった……! これまでマーベル・ユニバースのあらゆるヒーローと組み、ブン殴られてきたデッドプール。 今度はブラックパンサーと大ゲンカだ!
満腹になって一休みしたデッドプールが目を覚ますと、ニューヨークにゾンビがあふれていた。 彼らはわずかな思考能力を残しており、新鮮な肉を食べたいと心から望んでいるわけでもなかった。 冗舌な傭兵はゾンビの餌になってしまうのか? さあ、食事のベルを鳴らして、ドアを釘で打ちつけよう。デッドプールが歩く死者どもと対決するぞ!
法律やモラルを無視し、独自に犯罪者を裁くアンチヒーロー、パニッシャー。 彼が次に狙う標的は、ヴィラン達の秘密口座の番人“バンク"! バンクは旧友である冗舌な傭兵デッドプールに護衛を頼み、パニッシャーの前に立ちはだかる。しかし、パニッシャーにとって、デッドプールが敵に回ることは何の問題にもならなかった……なぜなら彼はデッドプールが大嫌いだから! マーベルが誇る二大アンチヒーロー対決は思いもよらぬ展開に発展……? はたして勝者はどっちだ!?
奇天烈なデッドプールの行動を自分自身が決めるチャンスがついにやって来た! 第四の壁を越えて読者に話しかけてきたデッドプールが、ついに読者と一体化する。本書は80年代に一世を風靡したロールプレイング形式の楽しいゲームブック。読者はスコアを記録しつつ、ストーリーを進めていき、敵と戦う際にはサイコロをふって勝敗を決める。読者自身がデッドプールとなり、マーベル・ユニバースの歴史を旅して、自らの運命を決めることができる最高のコミックだ。軽快な60年代のハルクの雄姿を見よ! 陰鬱な70年代のマンシングの悪臭を嗅げ! ハードボイルドな80年代のデアデビルに酔いしれろ! 何度死んだって気にしない……だって、デッドプールだぞ。 さあ、サイコロを片手に、デッドプールの世界を楽しもう!