翻訳アメコミ(主にマーベル)のレビュー・感想を置くところ。オタクが奇妙なテンションで推しを語ったりするよ! ていうかそれしかしてない! 絶版モノも扱ってます。ネタバレがめっちゃあるのでお気をつけください。
Ultimate Spider-Manはマーベルコミックのオン・ゴーイングシリーズで主役はスパイダーマン。
1960年代初期から続くマーベルコミックの世界をゼロから作り直し、全く新しいストーリーを始めることで新しい読者を獲得することを狙ったアルティメットシリーズの一つ。
(関連:アルティメット・Xメン、アルティメッツ、アルティメットファンタスティック・フォー(マーベルゾンビーズ:デッド・デイズに一部収録))
Ultimate Spider-Manはマーベルコミックのオン・ゴーイングシリーズで主役はスパイダーマン。
1960年代初期から続くマーベルコミックの世界をゼロから作り直し、全く新しいストーリーを始めることで新しい読者を獲得することを狙ったアルティメットシリーズの一つ。
(関連:アルティメット・Xメン、アルティメッツ、アルティメットファンタスティック・フォー(マーベルゾンビーズ:デッド・デイズに一部収録))
これぞスパイダーマンの原点
1962年8月刊行『アメイジング・ファンタジー』#15でのスパイダーマン衝撃のデビュー作と、1963年3月にスタートした個人誌『アメイジング・スパイダーマン』10話を収録!
その誕生から、バルチャー、リザード、Dr.オクトパス、エレクトロなど宿敵たちの初登場エピソードが満載!
当時のコミックブックに掲載されていた告知コーナー、スタン・リーによる序文、初登場回の原画とその解説など、貴重な資料も入った永久保存版が、豪華ハードカバー仕様で登場!
そして歴史的名作の邦訳を手掛けるのはアメコミ邦訳の第一人者、小野耕世。すべてはここから始まった!
それにしても、この第8巻では、ピーターのなげきもまったくもっともで、忍耐の限界を超えているようです。なにしろ、こともあろうに、メイおばさんが宿敵ドクター・オクトパスと結婚しようとするのですからね。
さらに、石あたまの怪人ハマーヘッドも加わっての混戦で最後には、原子炉の大爆発。
そのうえさらに、いよいよグリーン・ゴブリン二世の登場です。
十二指腸潰瘍に悩むスーパー・ヒーローなんて、アメリカのコミック・ブックの歴史40年のあいだにも、聞いたことがありませんが、わがピーター・パーカーことスパイダーマンは、その最初としての名誉をになうことになります。
しかし、この第7巻でのスパイダーマンは十二指腸潰瘍どころのさわぎではありません。恋人のグエンドリン・ステイシーが死んでしまったからです。ふつう、マンガの世界では、主要な登場人物が死ぬということはないのですが(たとえば、「スーパーマン」では、恋人のロイス・レインが死んだなんて話は聞いたことがありませんね)、マーベル・コミックスでは、しばしば、こうした読者をびっくりされる重大事件が起きるのです。