翻訳アメコミ(主にマーベル)のレビュー・感想を置くところ。オタクが奇妙なテンションで推しを語ったりするよ! ていうかそれしかしてない! 絶版モノも扱ってます。ネタバレがめっちゃあるのでお気をつけください。
スパイダーマンのからだから、4本の手がはえてきたのは、アメリカ版のコミック・ブックでは、1971年のことでした。
ところで、この日本版第5巻をお読みになればおわかりのように、そのあと、彼は吸血人間モービウスに出会い、その事件のなかで、はえたばかりの余分の4本の手は消え、スパイダーマンは、もとの姿にもどります。せっかく「スパイダーマン」100号記念に、スタン・リーが考え出した異変なのにあっさりとやめてしまったのには、わけがあります。
この6本の手を扱うようになった新しいスパイダーマンに対し、読者から、抗議の投書が殺到したのです。あまりにグロテスクだ、安易な設定だ、いくらクモが8本足だからって、これじゃ子どもだましの怪物じゃないか――それで、マーベル・コミックスとしては、あわてて、彼をもとの姿にもどさなければならなかった、というわけです。
また、この巻では、グエンドリンの水着姿がはじめて紹介されています。ギル・ケインの描く彼女は、なかなかセクシーだと思いませんか。それに、ピーターとグエンがいっしょに旅に出る(それも南極の果てまで)なんてことも、珍しいではありませんか……。

この巻には、初めてグリーン・ゴブリンが登場します。ゴブリンというのは、日本にはなじみがありませんが、いたずら者のこびとの妖精の一種です。西洋では、こびとや妖精族については長い伝統があり、種類も性格もさまざまなので、注意しなくてはなりませんが、だから、悪役として、小鬼のようなキャラクターが登場しても、アメリカでは違和感はないのでしょう。
このゴブリンの息子がハリー・オズボーンで、この巻で、彼は麻薬を服用して倒れてしまいますが、このエピソードが描かれた1969年ごろは、アメリカでもドラッグに対する規制がいまより厳しく、マーベルのスタン・リーは、「スパイダーマン」のなかで反ドラッグのキャンペーンを行い、注目されたものです。

メガネをかけ、教科書をこわきにかかえたしょぼくれた高校生の少年が、1962年、アメリカのコミック・ブックのなかに、初めて姿を見せたとき(第1話「スパイダーマンの誕生」)彼が後に、最も人気のあるマンガの主人公になるとは、いったいだれが予想しただろうか。
彼は、それまでのヒーローたちと、すべてが正反対だった。だいたい、クモというのは嫌われもので、はじめ、スパイダーマンの姿を見た者は、彼のことを悪役だと思ったのではないだろうか。
だが、読んでいくうちに、この内気な少年から青年に変わる過程にある若者の、人間的な魅力にひきつけられてしまうことだろう。
悩みだらけの彼だが、その笑顔はさわやかで、あなたもきっと、この男のことを、そのキャッチフレーズどおり<あなたの友情あふれる隣人>だと思うようになるにちがいない。

メガネをかけ、教科書をこわきにかかえたしょぼくれた高校生の少年が、1962年、アメリカのコミック・ブックのなかに、初めて姿を見せたとき(第1話「スパイダーマンの誕生」)彼が後に、最も人気のあるマンガの主人公になるとは、いったいだれが予想しただろうか。
彼は、それまでのヒーローたちと、すべてが正反対だった。だいたい、クモというのは嫌われもので、はじめ、スパイダーマンの姿を見た者は、彼のことを悪役だと思ったのではないだろうか。
だが、読んでいくうちに、この内気な少年から青年に変わる過程にある若者の、人間的な魅力にひきつけられてしまうことだろう。
悩みだらけの彼だが、その笑顔はさわやかで、あなたもきっと、この男のことを、そのキャッチフレーズどおり<あなたの友情あふれる隣人>だと思うようになるにちがいない。

メガネをかけ、教科書をこわきにかかえたしょぼくれた高校生の少年が、1962年、アメリカのコミック・ブックのなかに、初めて姿を見せたとき(第1話「スパイダーマンの誕生」)彼が後に、最も人気のあるマンガの主人公になるとは、いったいだれが予想しただろうか。
彼は、それまでのヒーローたちと、すべてが正反対だった。だいたい、クモというのは嫌われもので、はじめ、スパイダーマンの姿を見た者は、彼のことを悪役だと思ったのではないだろうか。
だが、読んでいくうちに、この内気な少年から青年に変わる過程にある若者の、人間的な魅力にひきつけられてしまうことだろう。
悩みだらけの彼だが、その笑顔はさわやかで、あなたもきっと、この男のことを、そのキャッチフレーズどおり<あなたの友情あふれる隣人>だと思うようになるにちがいない。
