翻訳アメコミ(主にマーベル)のレビュー・感想を置くところ。オタクが奇妙なテンションで推しを語ったりするよ! ていうかそれしかしてない! 絶版モノも扱ってます。ネタバレがめっちゃあるのでお気をつけください。
正義を守るヒーロー同士が骨肉の争いを繰り広げる「シビル・ウォー」。だが、その一方で、超人登録法を巡って揺れる世間に関心を示さない者達がいた。
M-デイの結果、絶滅の危機に瀕したミュータント達である。
かつては数百万を数え、人類との間で種族戦争の勃発が危惧された彼らは、今や総勢200人を切る絶滅危惧種となっていた。エグゼビア高等教育院に設けられた難民キャンプに”保護”された彼らは、センチネルの監視の下、陰鬱たる日々を送っていた。今日、この日までは……。
人類を二分した「シビル・ウォー」は、ミュータントの未来に何をもたらすのか?
シビル・ウォー クロスオーバーシリーズ8
パニッシャーの知られざる戦いを描く注目作
主義主張を戦わせる空虚な議論よりも
ただひたすらに復讐を求める男、パニッシャー。
暗黒街の私刑執行人として知られる彼が、
なぜ「シビル・ウォー」に関わる事になったのか。
そして、なぜ彼は拒絶されながらもキャプテン・アメリカに黙々と従うのか。
その謎が、今、明らかになる。
少ない出番ながら「シビル・ウォー」で強烈な印象を残した
パニッシャーの知られざる戦いを描く。
恐れを知らぬ男とは、希望を失くした男なのか…
『ダークナイト・リターンズ』のフランク・ミラー、伝説のハードボイルド大作、ついに邦訳!
かつての恋人に裏切られ、宿敵キングピンに正体を知られてしまったデアデビルことマット・マードック。
仕事を、友を、コスチュームまで奪われた彼に残されたものとは…。
高貴なるヒーローの転落と再生を描く、男泣き必須の伝説的名作。
四半世紀の時を超え、ついに邦訳なる!
名作『バットマン:イヤーワン』のフランク・ミラー/デビッド・マツケリーコンビの原点であり、
アメリカンコミックスの歴史を塗り替えた、屈指の名作!
「男の値打ちを決めるのは、どうしてマットに沈んだかじゃない。どうやって起き上がるかだ」
盲目の弁護士マット・マードックの父は、その言葉に従って生き、そして死んだ。 プロボクサー「闘魂」ジャック・マードックの殺人事件から生じた連鎖反応は、ニューヨークのヘルズ・キッチンを駆け抜ける新たなスーパーヒーローを生んだ……。盲目のアクロバット師、デアデビルだ。
「恐れ知らずの男」デアデビルの誕生秘話を、ジェフ・ローブとティム・セイルのアイズナー賞受賞コンビ(『スーパーマン・フォー・オールシーズン』、『バットマン : ロング・ハロウィーン』『スパイダーマン:ブルー』)が、新たに冒険アクションとロマンティック・コメディの要素をブレンドし奏でだす!
コミックス史上にその名を刻む稀代のクリエイター、フランク・ミラー。
その彼が、自らの出世作であるデアデビルのオリジンを再構築した注目作が、本作『デアデビル:マン・ウィズアウト・フィアー』である。
ミラーにとって、最後のデアデビルとなった本作は、コミックにおけるリアリティを極限まで追求し、デアデビルというキャラクターを、さらなる高みへと導いて見せた。デアデビルにとってアルファであり、オメガである本作は、ミラーが辿り着いたヒーローコミックスの一つの頂点である。