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キャプテンヴェノネイジィ

翻訳アメコミ(主にマーベル)のレビュー・感想を置くところ。オタクが奇妙なテンションで推しを語ったりするよ! ていうかそれしかしてない! 絶版モノも扱ってます。ネタバレがめっちゃあるのでお気をつけください。

マーブルクロス10,11,12

■マーブルクロスとは

 マーベルのアメコミを連載していた日本の雑誌である!!
 月刊誌で、17号で廃刊になった。
 漫画の他にはグッズ情報や、読者コーナー(なんか懐かしい感じある)などが充実している。

***

■感想




■マーブルクロス10

Marvel X 10




掲載作品

・スパイダーマン VS. ベノム(読切) ─ The Amazing Spider-Man #300 (5/1988)
・X-メン:ダークフェニックス・サーガ第1話(全5回) ─ The Uncanny X-Men #129,130 (1,2/1980)
・スパイダーマン:初登場エピソード(読切) ─ Amazing Fantasy #15 (8/1962)

スパイディ大特集号!

巻頭でこれまでのスパイディの簡単な歴史~読み切りのヴェノムVSスパイディ。

そういえばエディが「信じてはくれないだろうが、こんなことになって俺はとても残念だよ」って言いながら警官を襲うシーンがあるのですけど、映画版ヴェノムで似たセリフをはくシーンありましたよね?
オマージュだったのかしら。

アメイジングファンタジー#15はスパイディ誕生話として、スパイダーマン:ウィズ・グレート・パワーベスト・オブ・スパイダーマンスパイダーマン1(光文社)マーベルマスターワークス:アメイジング・スパイダーマンにも収録されてます。

ダークフェニックスサーガはキティとダズラーの初登場回。X-MEN:デイズ・オブ・フューチャーパストにてこの直後のエピソードが読めます。
翻訳X-MENの古いやつは時系列順に追うならだいたいX-MEN:デイズ・オブ・フューチャーパストXーmen (マーブルスーパーコミックスシリーズ)Marvel X エイジ・オブ・アポカリプス以降~という感じの順番が読みやすいと思うのですが、マーブルクロスに収録されているうち、このダークフェニックスサーガのみ、デイズ・オブ・フューチャーパスト収録作品の直前になっているので先に読みたい。

■個人的見どころ

MJとピーターが結婚したから、遠慮して距離を置こうとするメイおばさん。
グエンに言われたことがよほどこたえたのか。
(関連:スパイダーマン6(光文社

でもMJに「気にしないでいいのよ!」って言われて、遠慮なくピーターにデレるw
とても良い親戚関係だなってなんか和みます。でもこのでっかいハートマークはさすがに笑
可愛いけど!w

(画像は引用です。小学館プロダクション マーブルクロス10より)




■マーブルクロス11

Marvel X 11



掲載作品

・スパイダーマン:消えたメリー・ジェーン第1回(全3回) ─ The Amazing Spider-Man #304,305 (9/1988)
・デアデビル:ラヴ・アンド・ウォー第1回(全3回) ─ Marvel Graphic Novel #24 (1986)
・X-メン:ダークフェニックス・サーガ第2回(全5回) ─ The Uncanny X-Men #131,132 (3,4/1980)


これまでピーターの撮ったスパイディの写真が、写真集として出版になって、サイン会でMJと一緒に旅行するピーターのはしゃぎっぷりがめちゃくちゃ可愛い。

送迎の車のなかでもすごいワクワクしてて、自由時間があるよって言われたらめちゃくちゃ目をきらきらさせていて……

(画像は引用です。引用元:小学館プロダクション マーブルクロス11より)


夢の国へ!!!!


(画像は引用です。引用元:小学館プロダクション マーブルクロス11より)

MJへのセリフがなんかすごく……切ないけど……。

スパイダーマン3(光文社)で登場したホビー(プロウラー)も登場です。
それとブラックフォックスというジジイの怪盗が登場するのですがこの人がめちゃイケジジイでかっこよい。
個人紙あれば読みたい感じです。

あとちょいちょいフィリックスザキャットが出演してたのなんでだろう? 12号にも登場していたので調べてみたけど特に関連がありそうな記事はHITしない……。本当になぜ……と気になっていたら、マーブルクロス13号(Marvel X13)で解説が。
どうやらただのパロディらしい。ユルい。


(画像は引用です。小学館プロダクション マーブルクロス11より)

Xメンはマスターマインドに洗脳されだんだん闇落ちしていくジーンの様子が。

デアデビルは……なんか……よくわからん……。
ずっとモノローグなんですけど誰のモノローグなのかがわからん。(複数の人のが入れ替わってる)
絵も雰囲気あって綺麗ではあるのですがなんか……わか……らん……。
とりあえずキングピンが妻大好きなのはこの話からでも伝わった。巻末の解説ページにキングピンの現在の状況の解説がついててそこで妻への愛について解説されてますし、スパイダーマン3(光文社)でも妻子大事にしてましたしね。




■マーブルクロス12

Marvel X 12

掲載作品

・スパイダーマン:消えたメリー・ジェーン第2回(全3回) ─ The Amazing Spider-Man #306,307 (10,11/1988)
・デアデビル:ラヴ・アンド・ウォー第2回(全3回) ─ Marvel Graphic Novel #24 (1986)
・X-メン:ダークフェニックス・サーガ第3話(全5回) ─ The Uncanny X-Men #133,134 (5,6/1980)

スパイディ#306にはハムバッグが登場。

それはそうと、新婚でイチャつきまくってるピーターとMJが可愛いなあ。カップルはかわいい!

Xメンはマスターマインドの洗脳はふりきったものの、ついにジーンがダークフェニックスになってしまいました。

デアデビルはあいかわらず雰囲気重視な感じですがやや物語がすすんできました。
キングピン、デアデビル、あとなんか異常者ぽい人のそれぞれの視点で物語がすすんでるのが、前回より分かりやすくなった気がします。

巻末のキャラクター紹介ページにはハワードが。なんか下半身がスースーして「あれ? ズボンははいてるのが正解? はいてないのが正解?」となりました笑
ハワードザダックは70年代後半にディ◯ニーからドナルド◯ックに似てると訴えられてズボンをはくようになったらしいので。(デッドプール・ザ・ダックの解説より)

ということはこの紹介ページのハワードは古いバージョンなのか。


(画像は引用です。小学館プロダクション マーブルクロス12より)

この雑誌自体は97年のものですから、当時の現行だととっくにズボンをはいているべき?
も、もっと新しいイラスト使ってあげて……笑(無かったの?)
このときに、MARVELがディズニーになるとはきっと誰も想像していなかったんだろうなとおもいます。

もう一人のキャラクター紹介はナイトクローラー。エイジ・オブ・アポカリプス などでも言及されてましたが、彼って皮膚が青いんじゃなく「青い毛が全身に生えている」という設定なんですよね。それで……ずっと気になってることがあるのですが……彼の股間♂てどうなってるんだろう。(何を言っているのか分からんと思いますが僕もわかりません)

生物学的に考えたら、犬や猫のように、棒の部分はツルっとしているのですよね多分……。
毛の下の皮膚が肌色だったらそこだけ肌色なんだろうか……。それとも皮膚ごと青いんだろうか。じゃあ青い棒が生えているんだろうか。
いや、それより、そこだけ毛皮が無いってことは感度が高い……? 自在に操れるしっぽまで生えてるうえに、彼って結構女性の扱いがうまいですよね……。
ナイトクローラー、もしかしてめちゃくちゃアダルトなキャラなのでは……。

そんなことを考えて、彼が出てくるたびにページをめくる手が止まってしまい、一話読むのに3日くらいかかりました……。
(そして後に、ビーストも毛皮まみれじゃん、ってことに気づくし、さらに彼が猫みたいになったことについてヤバみを感じる。関連:アストニッシングX‐MEN:ギフテッド
(あとデアデビルことマットもヤバイ。関連:デアデビル:マン・ウィズアウト・フィアー


巻末は他にも、ャスダシゲル氏のコラムにて、「友達にフラッシュを紹介したら大笑いされた」というエピソードが。光よりも早く手足をバタバタしてる姿を想像すると笑える、とのこと。
しかし今、実際にドラマ化された映像を見て、「普通にかっこいいよなあ……?」と僕は思いますぞ!

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Dr・ドゥーム、シンビオート、ケーブル、ロケット、デップー、スパイディあたりが特に推しです。アイアンマン、タスクマスター、マグニートー、ナイトクローラーもちょろちょろと追いかけてます。

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