オールニュー・キャプテン・アメリカ:ヒドラの逆襲

リック・リメンダー (著), スチュアート・イモネン (イラスト)
オールニュー・キャプテン・アメリカ:ヒドラの逆襲

あらすじ引用（引用元：上記リンクページより）

シールドが使えなくなってしまったスティーブ・ロジャースは、長年の友人であり、ヒーロー仲間でもあるサム・ウィルソン(ファルコン)にキャプテン・アメリカの職務を譲り渡した。その一方で、キャップの宿敵であるヒドラの残党たちは恐ろしい陰謀を企てていた……。新生キャプテン・アメリカとなったサムは、スティーブの意志を継ぎ、新ヒドラの陰謀を食い止めることができるのか!?

■感想
まさしくニュー。「ニュー」だが「オールド」。本質は変わらない。

今作のキャプテン・アメリカはスティーブではなくサムです。
本編はヒドラ一味と戦いながらサムの人生を振り返るアクション＋シリアスなお話。

作中でスティーブのことを指して「キャプテン・アメリカは唯一無二」と唱える人がいるのですが、それは正解であり不正解である。と思いました。
「スティーブ」のキャプテン・アメリカと、「サム」のキャプテン・アメリカ。どちらも唯一無二ですが、「キャプテン・アメリカ」という存在の根本の意志はきっと同じ、「人を守りたい」というところで通じている。

キャプテン・アメリカ　という名の本質について考えされられる作品でした。