ドクター・ストレンジ:ゴッド・オブ・マジック

ドニー・ケイツ (著), ガブリエル・ヘルナンデス・ウォルタ (イラスト)
ドクター・ストレンジ:ゴッド・オブ・マジック

あらすじ引用（引用元：上記リンクページより）

邪悪な魔力が世界を包み込もうとし、人々は世界を守る至高の魔術師(ソーサラー・スプリーム)を求めていた。その魔術師の名はもちろん……ロキ!? マーベル・ユニバース随一のトリックスターである彼は、強力な魔術を操って真のヒーローになろうとしているのか、それとも……? そして、かつての至高魔術師スティーブン・ストレンジの身に何が起こったのか!? 鬼才ドニー・ケイツのペンによる、奇想天外な物語が幕を開ける!

■感想
ドクター・ストレンジ:ウェイ・オブ・ウィアードから続くシリーズです。

途中のエピソードが未翻訳となっておりますが、それでもじゅうぶんに楽しめます。

ややコミカルな場面も多くクスっと笑えたりもしつつ、ストーリーには驚きがいっぱい。
セントリーの登場、ヴォイドの行方、そしてロキの隠していた真実。
嘘つきの神はどこまでも嘘つき……ではありますが、きっと真実の欠片もいくつかあったんだろうなと。

一言で言ってしまえばストレンジがロキに振り回された話、なのですが、魔力が戻ったのはめでたいです。世界を左右するこんな一大事件がクロスオーバーじゃなく単独誌で手軽に見れてしまっていいのか！？　と思えるストーリー密度でした。
すごく面白かったです。