ブライアン・リード ロベルト・デ・ラ・トーレ マイク・ウィーリンゴ ジュゼッペ・カムンコリ
Ms.マーベル:シビル・ウォーあらすじ引用(引用元:上記リンクページより)
登録法賛成派として戦う彼女が信じるものとは?
超人登録法の有用性を信じ、賛成派に与したMs.マーベル。
反対派に走った同僚や、因縁の相手であるローグ、そして平行世界の自分との戦いを経て、彼女の胸に去来する思いとは。
そしてバイナリー時代の戦いが、不可思議な能力を持つ少年との出会いによって蘇る「スペシャル」も同時収録。
Ms.マーベルをもっと知る絶好の一冊!
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■感想キャロルの本質はやっぱり軍人なのかな~。前半は、「法は正しいはず」という考えで、登録法賛成派に与するキャロルのエピソード。
眼の前で一組の母と娘が引き裂かれ、本当に正しいのか? と疑いを持つこともあれど、最終的にはその考えを乗り越えて従う、という姿勢を見せる。
ここに、キャロルの軍人らしさを見た気がします。
戦争だって、正しいかどうかわかんなくても、上官や国の命令に従うことこそが正義だもんな。
後半は別次元からやってきたキャロルVSキャロル。
これはもう全然シビル・ウォー関係ないw
ローグを恨み続けている別次元の自分と戦いながら、過去に因縁があったローグを心の底から許しているのかどうか、自分に問う。
(ローグとの因縁については:
アベンジャーズ:ハルク・ウェーブ! )
この迷いもふっきって、キャロルはまた前に進む。
前半、後半どちらもキャロルが迷いを乗り越える話。
キャロルは、よく迷いにぶちあたるけれど、毎回自分で乗り越えることができる心の強さが魅力のひとつだな~と思いました。
巻末にはストーリーテラーとの初遭遇のワンショットが収録されています。