ブライアン・マイケル・ベンディス (著), マルコ・ジュルジェヴィッチ (イラスト), マイク・メイヒュー (イラスト), スチュアート・インモネン (イラスト), マイク・マッコーン (イラスト)
ニューアベンジャーズ:シージあらすじ引用(引用元:上記リンクページより)
ニューアベンジャーズシリーズ、堂々の完結! ! !
善と悪の最終決戦「シージ」の戦いの裏で繰り広げられた、知られざる物語の数々。
ノーマン・オズボーンに激しい怒りを燃やすローニン。奇跡の復活を遂げたスティーブ・ロジャース。そして、“宿敵"たるフッドとの決着戦。
「ブレイクアウト」「セントリー」「コレクティブ」「シビル・ウォー」「レボリューション」「トラスト」「シークレット・インベージョン」「ダークレイン」「パワーロス」――
ニューアベンジャーズの結成から連綿と続いてきた大いなる物語に、今、終止符が打たれる!
シリーズ最終巻はカバーがリバーシブル仕様! ニューアベンジャーズ最終巻のバリアントカバーにも使われた印象的なシーンを採用しています!
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■感想アベンジャーズから見たシージプロローグ&エピローグ。
とにかくラスボスを倒せ! な感じだった本編を補足する感じで、アベンジャーズメンバーがアスガルドに参戦するまでの流れや、その後の展開が見れる。
フッドがどうなったかなどもここで解決されていて、
ダークアベンジャーズ:シージと合わせて読めば、ニューアベンジャーズシリーズの伏線はほぼ全て回収されます。
ディスアセンブルドで解散してから、再結成して、
X-MEN/アベンジャーズ ハウス・オブ・Mでミュータントが絶滅しそうになり、
シビル・ウォーでヒーローが分裂し、
デス・オブ・キャプテン・アメリカ:デス・オブ・ドリームでキャップが死に、
シークレット・インベージョンでスクラルに攻められ、
ダークアベンジャーズ:アセンブルでノーマンが台頭し……
と、波乱万丈だったシリーズでしたが、
ラストはハッピーエンドで幸せそうに笑うヒーロー達が描かれていて、「良い終わりだった!」とすごくスッキリした!(トニーだけがどうなったのか分かりづらくて少し消化不良だけど)
オズボーンを見張るスパイディとスパイダーウーマンとの会話のシーンが印象深い。
スパイディがスパイダーウーマンに向かって、「あいつ(ノーマン)はいつか自滅するよ」っという話をしていたのですが、それって
スパイダーマン:アメリカン・サンで、ウルヴィがスパイディに向けて言ってたことと一緒だ!
人の言ったことをこうやって素直に受け入れて、実践しようとしてる素直なところ可愛いスパイディ。