スタン・リー (著), スティーブ・ディッコ (イラスト)
マーベルマスターワークス:アメイジング・スパイダーマン>
あらすじ引用(引用元:上記リンクページより)
これぞスパイダーマンの原点
1962年8月刊行『アメイジング・ファンタジー』#15でのスパイダーマン衝撃のデビュー作と、1963年3月にスタートした個人誌『アメイジング・スパイダーマン』10話を収録!
その誕生から、バルチャー、リザード、Dr.オクトパス、エレクトロなど宿敵たちの初登場エピソードが満載!
当時のコミックブックに掲載されていた告知コーナー、スタン・リーによる序文、初登場回の原画とその解説など、貴重な資料も入った永久保存版が、豪華ハードカバー仕様で登場!
そして歴史的名作の邦訳を手掛けるのはアメコミ邦訳の第一人者、小野耕世。すべてはここから始まった!
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■感想これは良い本だ。(ハードカバーを撫で回しながら)スパイディの初登場回~個人誌の#10までが収録されたスパイディの最初期本。
初登場エピソードは
スパイダーマン:ウィズ・グレート・パワーやベスト・オブ・スパイダーマン、スパイダーマン1(光文社)、
Marvel X10などに何度も掲載されているのですが、その後の10つのエピソードは貴重ですね!!
スパイディの初期エピソードはこれまで光文社のスパイダーマンやベスト・オブ・スパイダーマンでちょっとずつ見ることはできましたが、今回のでさらに充実した感じがしてウレシイ!
しかも装丁がめっちゃ……豪華だ……。
ハードカバーだしすごいしっかりした紙だしなんていうかこれ図鑑だ。図鑑に漫画が載ってる。その分値段は高いんですけど、ベスト・オブ・スパイダーマンが安くてカジュアルなスパイディ入門だとしたら、こちらはマニア向けの保管版ていう感じなんでしょうか。
スパイディといえば不幸、みたいな感ありますが、#1からそれは健在のようで。
一話ですでにジェイムソン氏に目をつけられ指名手配されています。宇宙飛行士の彼の息子の命を救ったにもかかわらず……。かわいそう。
(なおこの息子は
スパイダーマン7(光文社)にも登場。後に月から持って帰ってきた石の影響で狼男になってしまう)
ジェイムソンがなぜこうも執拗にスパイディに嫌がらせをするのかは#10で語られます。
端的に言うと……ただの八つ当たり笑
#2以降はカメレオンやヴァルチャー、ドックオックにサンドマン、リザード、エレクトロなどなど、今でも知っている有名ヴィランのオンパレード。ワクワクがとまらねえぜ!
そしてなんとVSドゥーム様もあるんですよ!! ヒーローのセンパイとしてちょくちょくFFと絡むスパイディ。FFの宿敵ドゥーム様とも顔を合わせるのは必定ですね。
内容はスパイディのコスプレをしたフラッシュを、ドゥーム様がさらってしまうというもの。
そういえば、初期のジェイムソンは金払いが良いですね。
(画像は引用です。引用元:
スタン・リー (著), スティーブ・ディッコ (イラスト)マーベルマスターワークス:アメイジング・スパイダーマンより)
しかしその後数号ですでにケチんぼになってました。気前が良いのは#2~3くらいまでだった笑
■個人的見どころおじさんが死んで、おばさん一人では家賃が払えなくなり、なんとか金を稼ごうと考えたスパイディ。
FFのところへ乗り込み「僕を雇いなよ、給料はいくら?」と傲慢に言い放ったところ……
(画像は引用です。引用元:
スタン・リー (著), スティーブ・ディッコ (イラスト)マーベルマスターワークス:アメイジング・スパイダーマンより)
「こいつアタマおかしいぞ」と言われてしまう。wwwwwwwwwww
ベンwwwwwwwwwさすが口が悪い設定のキャラwwwwww
まぁ突然侵入されて「雇えよ」って言われたら驚くけどwwww