その他

マーベル怪獣大進撃

カレン・バン (著), スティーブ・マクニーブン (イラスト), デビッド・バルデオン (イラスト)
マーベル怪獣大進撃

あらすじ引用（引用元：上記リンクページより）

地球に送り込まれてきたこの怪獣達はいったい何だ?

だれがこいつらを制御できるというのか?

アベンジャーズ、チャンピオンズ、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、X-MEN、インヒューマンズ…地球のヒーロー連合軍は、奴らがすべてを踏み潰す前に、その進撃を止めることができるのか。

マーベル最強の怪獣軍団が解き放たれる空前絶後の作品がついに登場!

「映画のようなアクション」という誉め言葉では足りないくらいの作品だ
---ADVENTURESINPOORTASTE.COM

■感想
日本語版タイトルに惑わされず手にとってどうぞ。

というのも、「マーベル怪獣大進撃」というタイトルだけを見て、「ヒーローは好きだけど怪獣はあまり興味がない」と、僕自身が購入を見送ろうとしてしまっていたのです。

ですが、よくよくあらすじを見ると……ヒーロー盛りだくさんのクロスオーバーじゃないですか！

正しい内容は、怪獣VSヒーローたち。それから、怪獣VS怪獣！
お祭り騒ぎというか、いつもの大型ワチャワチャなので、ヒーロー好きの方もぜひお手にとってください。大丈夫です。

「アベンジャーズ、チャンピオンズ、インヒューマンズ、X-MEN…とにかく全員…アセンブル！」

宇宙からどんどん怪獣が降ってきて、それと戦うヒーロー達。
しかし事態は劣勢に。
それを救うのは、紙に描いた怪獣を呼び出すことができるキッド・カイジュウ。

怪獣VS怪獣の、でっかい生き物乱戦大バトル！

これはとにかく映像映えしそうなので、映画とかにしてほしいです。
ドカンバコンと街を壊しながら大きな生物が大暴れするスカっとアクション、どうでしょう？

難しいことは考えずサクっと読めて、スカっと楽しいので、そういうのが好きな方にとてもおすすめです。

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チャンピオンズ:フリーランサー・ライフスタイル

マーク・ウェイド (著), ハンベルト・ラモス (イラスト)
チャンピオンズ:フリーランサー・ライフスタイル

あらすじ引用（引用元：上記リンクページより）

「チャンピオンズに暴行された」というホームレスの通報が波紋を呼び、SNS上で非難の声を浴びてしまうチャンピオンズ。その事件の影にはチャンピオンズを快く思わない大人たちと、彼らが雇った傭兵集団“フリーランサーズ"の姿があった。特殊能力を持つ傭兵たちと、悪意ある大人たちによる策略を打ち破り、チャンピオンズは名誉を回復できるのか? MARVELが誇る若手ヒーローたちの活躍を見逃すな!

■感想

今回も面白かったです。チャンピオンズのシリーズを読んでいると、人の善意と悪意について考えさせられることが多いです。

前巻（チャンピオンズ:チェンジ・ザ・ワールド）の最後の話の続きからかと思いきや、別エピソードからはじまったので読み始めは一瞬戸惑いましたが。
あれはあれで終わりなのか。
でも今回のはじまりを見るに、成功、順調にすすんだようですね。

そんな快進撃を続けるチャンピオンズが、因縁のあるフリーランサーズにハメられて落ちていく前半ストーリー。
僕個人は、「そんなこと思いもつかなかった」というような手法でチャンピオンズをハメるフリーランサーズをみて、人間の悪意について考えてしまいました。
ああいう作戦を「思いつく」ってことがもうすごいんですよね。
自分のなかにそんな発想が無い、甘ちゃんだったなと思い知らされてしまい、メンバーと一緒に落ち込むなど。
逆に、それを覆したノヴァの作戦にも拍手でした。頭いい。２話分で起伏のあるストーリーで物語的にもおもしろかったです。

後半はシークレット・エンパイア2のタイインでした。
解説にあらすじはあれど、これ単品だとちょっと追いづらい部分が多いかも。
しかしこれもまた「無常な世界」に打たれ、しかし立ち向かう若者たち。という姿勢はそのままで、ブレないチャンピオンズらしさという点ではじゅうぶんに伝わるものだったと思います。

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ウエスト・コースト・アベンジャーズ:怒りのサンダードーム

ケリー・トンプソン (著), ダニエレ・ディ・ニクオロ (イラスト), ギャング・ヒョク・リム (イラスト)
ウエスト・コースト・アベンジャーズ:怒りのサンダードーム

あらすじ引用（引用元：上記リンクページより）

閉鎖された遊園地で起こる怪事件解決に挑む、ウエスト・コースト・アベンジャーズの面々。しかしそれは、ヴィランたちが仕掛けた罠だった……。そこにケイトの元カレ、マーベル・ボーイことノー・バーが登場して、もともとトラブルだらけだったチームはますます大混乱に陥る。今の彼氏(フューズ/ジョニー・ワッツ)との関係が不安定になるなかで、ケイトはチームの指揮を執りつつ、イケメンな元カレと適切な距離を保つことができるのか!?

■感想
打ち切りが惜しい……！

あいかわらずわちゃわちゃした若者たちを見るのは楽しく、せっかくアロイやノー・バーという新たな仲間も増えて面白かったのですが、打ち切りですか……。とても残念。
これからの活躍も見たかったのに。
エピソードとしては一応は一区切りついたところだったのでそこは幸い。

陸ザメのジェフも良いです。とてもかわいい。

そしてやはりクエンティンも可愛いです。
素直になりきらない若者感（でも根はかわいくて、そしてほだされやすくてチョロ感がある）。

今回はまわりの奔放さが際立ち、ケイトの苦労人感が多く出ていたかなと思います。ホークアイの宿命なのか。
ストーリー的にも、死んだと思っていた母との望まぬ形での再会や、父の裏切りなど、なかなかつらいところ。

もし続いていれば、WCAのメンバーと一緒に乗り越えて最後は明るく笑ってくれたのかな？　という想像をしておきたいと思います。

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続スパイダーマン/デッドプール:スパデプの異次元旅行

ロビー・トンプソン (著), マット・ホラク (イラスト), ニック・ロッチ (イラスト), ジム・トウ (イラスト)
続スパイダーマン/デッドプール:スパデプの異次元旅行

あらすじ引用（引用元：上記リンクページより）

友情を深めるため、当てのない旅に出たスパイダーマンとデッドプール。大自然に囲まれたキャンプ場でリフレッシュしていた二人は、巨大な昆虫軍団と遭遇!昆虫たちの出どころを探るうちにたどり着いたのは……異次元の世界だった!?そこで彼らが出会った意外な人物とは?完全無計画。行き当たりばったりのスパデプ珍道中が幕を開ける!

■感想

ほっこりご旅行なふたりが和む。
デップーの異常言動にも（信じているかは別として）付き合ってあげるスパイディが超いいやつ。
まさかのマスク脱ぎまでしてみせるところに本気で信頼なのかな？　という感じがします。

ストーリー的にはネガティブゾーンでわちゃわちゃするだけなので気軽にサクっと読めてコメディを楽しめます。
テンポよくトントン。

最終巻の前のひとやすみ巻的な感じでした。

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ファルコン&ウィンター・ソルジャー

デレク・ランディ (著), フェデリコ・ビチェンティーニ (イラスト)
ファルコン&ウィンター・ソルジャー

あらすじ引用（引用元：上記リンクページより）

かつての冷酷な暗殺者、ウィンター・ソルジャーことバッキー・バーンズ。空を駆けるヒーロー、ファルコンことサム・ウィルソン。ある日、二人は謎の少年“ナチュラル"と出会ったことがきっかけで、悪の組織ヒドラの次期総統を決める戦いに巻き込まれていく。新たな総統の正体とは? 二人は世界のため、ヒドラを止めることができるのか?

■感想
ナチュラル超良いです！！
何！？　金髪碧眼のサイコなイケメンで戦闘の天才の若造！？　可愛すぎでは……震える……。

ストーリーはヒドラの権力争いに巻き込まれるバッキー&サムのハイスピードアクションって感じで、トントンと進むのでテンポ良く読めました。
登場ヴィランがわりと明るく気の良い感じだったので、そこも軽くて読みやすかったです。

バッキー&ファルコンがチームアップしてて、ドラマ版と同じくジモも登場するため、ドラマから入った人にも楽しいかも。
（ただし細かな設定はコミック版なので、いきなりこれから入るとわからない部分もありそう。純粋に、かっこいいふたりのアクションが見たい、知ってるキャラクターのコミックを読んでみたいという人へのおすすめ）

洗脳がとけてもいまいち更生しきれない（闇落ちしそうになる）バッキーを、ファルコンが引き上げてあげる感じで、バッキーはいつものバッキーでした。闇を抱えて苦悩する男……。業が深い。

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