キャプテンヴェノネイジィ

スコット・オーカーマン (著), ジェリー・ダガン他 (著), ライリー・ブラウン (イラスト), スコット・コブリッシュ他 (イラスト),

スパイダーマン/デッドプール:サイドピース



あらすじ引用（引用元：上記リンクのアマゾンページより）

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スパイダーマン&デッドプールにまた会える! 話題をさらった『スパイダーマン/デッドプール:ブロマンス』から5ヶ月。待望の大人気デュオシリーズ、第2弾が登場。"サイドピース"の名のとおり、彼らの側面に出会える物語が描かれる。さらに親睦を深めた二人が織りなす、Wヒーローのチームアップシリーズ!

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■感想

前巻のストーリーは一旦置いといて、箸休め的な短編集。

実写映画ネタや６０年台風ネタ、マジシャンをライターに迎えた作など、バラエティに富んだラインナップです。
スパイダーマン/デッドプール:プロローグが、過去のチームアップからの寄せ集めで前後関係や時系列が飛び飛びだったのに比べると、こちらはこのチームアップシリーズのための短編集なので、まとまりがあって読みやすいです。

おそろいのダサセーターを着るクリスマスの話や、「運命の相手を召喚する魔法」でスパイディを呼び寄せてしまうデップーなど、デッドプールVol.2:ソウル・ハンターでデップーが言っていた冗談がもう冗談にできなくなってきている……ｗ

ジョー・ケリー (著), エド・マクギネス (イラスト),

スパイダーマン/デッドプール:ブロマンス



あらすじ引用（引用元：上記リンクのアマゾンページより）

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2016年にスタートしたスパイダーマンとデッドプールのブロマンス、第1巻がいよいよ発売。

スパイディは身近なところで友達を探しているわけではないのに、彼の友達になりたくて全力を尽くしてしまうデッドプール。果たして、これは相棒たちを描く本になるのだろうか? もう一人のスパイダーマン(マイルズ・モラレス)やデッドプールの妻シクラー、さらにソーも登場して、デッドプール&スパイディたちとダブルデートする!? よくしゃべる“親愛なる隣人"と“冗舌な傭兵"が窮地に陥ると、そこはやかましいお祭り騒ぎになる!

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■感想

スパイディ＆デップー、おしゃべり同士のチームアップ！

デップーといえばケーブルとのバディが思い浮かぶ方も多いかと思いますが（関連：ケーブル&デッドプール:シリーズ）、あの寡黙で渋い男とのコンビとはまた違う味の、おしゃべりコンビのワチャワチャが見れて楽しいです！

スパイダーマン/デッドプール:プロローグのような短編集ではなく、ガッツリと続きもののストーリーになっています。

デッドプール Vol.1:デッド・プレジデントからの個人誌の流れをうけて、ヒーローになるべくがんばるデッドプールと、それを信じ心を許しかけるスパイディ。
でもデッドプールはピーターを殺したがっていて……？（スパイディ＝ピーターだと思っていない）
という内容。

デップーはスパイディが大好き！　って感じがとっても出ていて、ピーターを殺すこともスパイディには内緒。それは作戦とかの意味ではなく、「スパイディを悲しませたくないから」という理由なのがホッコリ。
デップーはピーターが悪人だという嘘を信じさせられて、正義のために彼を殺そうとする。
スパイディの雇い主であるピーターが悪人だと知ったらスパイディが悲しむ！　という気遣いです。
なかなか本心が見えないデップーですが、スパイディと遊んでて楽しそうなのはきっと本当のところなんだろう。

そして、デップーなんか嫌いと言いつつ、だんだんほだされていくスパイディ。最終的には一緒に食事にまで出かけて、完全にフレンズ！！

デッドプール:エンド・オブ・エラーで登場したマークスフォーマネーの面々もチラッと再登場。ついつい読み返してしまいました。

デップーにピーター殺害を依頼した犯人の正体や、デッドプールの顔面がイケメンになった謎など、気になる伏線を残しつつ、スパイディ＆デップーが徐々に親しくなっていく姿を堪能できる一巻でした。

■個人的見どころ

原書だとセリフが無いページに、翻訳だとめちゃくちゃセリフ追加されてるのなぜなんだろ？？

ファビアン・ニシーザ (著), ライリー・ブラウン (著, イラスト),

デッドプール&ケーブル:スプリット・セカンド



あらすじ引用（引用元：上記リンクのアマゾンページより）

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ある男の死によって引き起こされる恐るべき未来を予見したケーブル。 ケーブルがその男を守ろうと決意する一方、同じ男を殺すために“ある男"が雇われた……デッドプールは果たして相棒なのか!? 活劇と時間旅行のトリックに満ちた大騒動の始まりだ!

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■感想

やはりこのふたりのやりとりが好きだ～！
なんでしょうね、この安心感。

ストーリーはタイムトラベルがからむので少々ややこしいのですが、おおまかには、「誰かを殺そうとしているデッドプールを止めようとケーブルがやってきて、そこに別のタイムトラベラーがやってきて戦闘になり、それによってケーブルと時間の流れがバグってしまい、そのバグを正すためにデップーが過去のケーブルのところへいって、（あと半分くらい説明が必要で長いので中略）ケーブルの弱っていた能力が元に戻った」という全然おおまかに言えねえ！！！！！！！
タイムトラベルをする人間が４人もいてそれぞれ自分の目的で動くので複雑！

ケーブルのこれまでの冒険を振り返る感じなので、ケーブルを詳しく知っていれば「あのときの！」となって楽しいかも。
そうじゃなくても、ケーブル&デッドプールシリーズなどのケーブル＆デッドプールのコンビが好きなら、ケーブルのために一生懸命になるデッドプールが見れるので楽しいです。

■個人的見どころ

デップーの結婚に感慨深い顔をするケーブル。
「…結婚したんだな」ってまるで知らないみたいな感じですが……

結婚式来てたよね？？笑
（関連：デッドプール Vol.5:ウェディング・オブ・デッドプール）



（画像は引用です。引用元：ファビアン・ニシーザ (著), ライリー・ブラウン (著, イラスト),
デッドプール&ケーブル:スプリット・セカンドより）

ブライアン・マイケル・ベンディス (著), サラ・ピチェッリ (イラスト)

スパイダーメンII



あらすじ引用（引用元：上記リンクのアマゾンページより）

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正史世界のマイルズ・モラレスとは、一体誰なのか……?


アメイジングなピーター・パーカーとアルティメットなマイルズ・モラレスが初遭遇した事件は、この疑問を残したまま閉幕した。そして今、誰もが愛するマイルズがピーターと同じ正史世界の住人となり、その謎が遂に明らかにされる時が来た。

けれど、それは氷山の一角に過ぎない。謎が深まるなか、2人のクモ男たちはタスクマスターに狙われることになる。ブライアン・マイケル・ベンディスとサラ・ピチェッリが、2人のスパイダーマンの衝撃の冒険を再び紡ぎ出す!

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■感想

ごっつ渋いマイルズ。

スパイダーメンの最後で謎として残されていた「アース６１６のマイルズ」について、数年の時を経てついに明かされます。

こちらの世界のマイルズは、なんとキングピンの親友という立場でした。
その彼が、死んでしまった妻が生きているかもしれない別次元へ移動するため、タスクマスターに依頼をしたところ、ピーター＆少年マイルズに見つかって邪魔をされそうになる、という話。

ピーター＆少年マイルズは首をつっこんだだけｗ

キングピンの、身内に甘いところが発揮されていて、大人マイルズとの渋い友情物語という感じでした。

大人マイルズはうまく別アースに渡ることができましたが、どうやらシークレットウォーズで消えてしまったはずのアース……？？

チップ・ズダースキー (著), アダム・キュバート他 (イラスト),

スペクタキュラー・スパイダーマン:イントゥ・ザ・トワイライト


あらすじ引用（引用元：上記リンクのアマゾンページより）

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壁を登りビルの谷間を飛び回るアイツがニューヨークに帰ってきた! ビッグアップルのヒーローに新たな脅威が迫り来る! スパイディを取り囲む犯罪の輪は日増しにキツくなっていた。ニューヨークの裏社会を牛耳るキングピンことウィルソン・フィスクは、スパイディの旧友ヒューマントーチを利用した恐ろしい科学技術を試す。さらには古き宿敵、ヴァルチャーまで加わり、〝親しい隣人〟は窮地に追い込まれてしまう……。

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■感想

スパイディまた苦労してる……。

アメスパ誌とは別で発行がはじまったスパイディの個人誌。
アイアンマンがアイアンハートだったり、ピーターが会社を経営していたりと、設定上は他誌とのつながりもあるので、完全独立なわけではないですが、エピソードは新しくはじまります。

ヒューマントーチとのバディや新ヒロイン登場で明るいノリではじまったかと思いきや、キングピンの新しい陰謀や、政府に追われる妹の登場でまたまた事件に巻き込まれるスパイディ。

妹はスパイディ＝ピーターと知っている（一度知って、忘れたけど、また思い出した様子）ですが、メフィストの契約で「何があってもピーター＝スパイディと結びつかない」という設定はどうなったんだ……？？

そしてジェイムソンにも正体を自ら明かすという暴挙……！

とても面白いですが事件が謎だらけのまま終わってしまったので続刊を待つしかない……！