■マーブルクロスとは マーベルのアメコミを連載していた日本の雑誌である!!
月刊誌で、17号で廃刊になった。
漫画の他にはグッズ情報や、読者コーナー(なんか懐かしい感じある)などが充実している。
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■感想
■マーブルクロス13Marvel X 13掲載作品
・スパイダーマン:消えたメリー・ジェーン最終話 ─ The Amazing Spider-Man #308,309 (12/1988)
・デアデビル:ラヴ・アンド・ウォー最終話 ─ Marvel Graphic Novel #24 (1986)
・X-メン:ダークフェニックス・サーガ第4話(全5回) ─ The Uncanny X-Men #135,136 (7,8/1980)
スパイディはMJが誘拐されてしまいますが誘拐したのはスパイディ憎しなヴィランではなくMJの熱烈ストーキング野郎。
……この男、
部屋中にMJの写真を飾りフィギュアをつくってペロペロし、MJに近づくために不動産を所有して誘導し、ってなかなかのサイコ野郎で素晴らしいですね。こういう気持ち悪い男、嫌いじゃない笑
MJに結婚を迫るも……
MJ「私はもう、(ピーターと)結婚してるのよ」犯人「だが私とは、まだ結婚していない!」
(画像は引用です。引用元:
小学館プロダクション マーブルクロス13より)
めちゃくちゃ言うwwwwwそうとは知らないスパイディは自分が恨まれてるせいだと右往左往してタスクマスターと戦ったりしてます。個人誌の翻訳が少ないタスクマスター様を見られてうれしい!(関連:
タスクマスター)
タスクマスターに「MJはどこだ!」と詰め寄り「知らん! 知ってたらとっくに盾に使っとるわ!」と言われて「たしかに」と帰っていくスパイディのやりとりがお茶目w最後は無事に自力で逃げ出したMJと再会してめでたし。
MJは知恵と勇気があって素敵な奥さんだなあ。可愛いよ!
Xメンはダークフェニックスとなってジーンが宇宙規模で暴れまわり、その後一時自分を取り戻すまでの流れ。
デアデビルは完結。
えっ……これは……なんと……
しんどい。(語彙)シェリルどうなってしまったん……?
キングピンはかっこいいですね。この人は最後まで妻を愛してた。決して二度とあえなくなるとしても妻が幸せに生きられる道を選んだ。しかも自分の行いでそうなったっていうのをちゃんと受け入れている。漢や……!
でも
この話デアデビル何もしてないwwww
必死で敵の元にたどり着いたときにはすでに全部解決していたwwwwおつかれさまっすww
■個人的見どころこのキングピン、なんかハムスターみたいでかわいい。
(画像は引用です。引用元:
小学館プロダクション マーブルクロス13より)
■マーブルクロス14Marvel X 14掲載作品
・スパイダーマン:トラブル続きの新学期(読切) ─ The Amazing Spider-Man #310 (12/1988)
・X-ベイビーズ:三段腹大魔王モジョーの逆襲第1回(全3回) ─ The X-Men Super-Sized Annual #12 (12/1988)
・X-メン:ダークフェニックス・サーガ最終話 ─ The Uncanny X-Men #137 (9/1980)
・マイティ・ソー:バラード・オブ・ベータ・レイ・ビル第1回(全4回) ─ Mighty Thor #337 (12/1983)
スパイディはVSキラーシュライクとティンカラー。読み切りらしくあっさりと(でも面白い)した話。
Xメンはダークフェニクスとして宇宙でたくさんの人を殺してしまったジーンの身柄をどうするかでシャイア帝国のインペリアルガードとXメンが決闘をすることに。
決闘場所として選ばれた月の「青の大地」って、のちにインヒューマンズがアティランを移す場所かな。
仲間としてジーンを守ろうとするメンバーが熱い。
巻末の見どころコーナーで語られていた「ダークフェニックス編のボツになったラスト」が非常に印象深い。ジーンのミュータント能力とダークフェニックスを消すため、ジーンがロボトミー手術をうけるというもの。
そうしてただの人間になったジーンはスコットと幸せに暮らす、というラスト。
しかし、宇宙で暴れまわってたくさんの人を殺してしまったジーンを無罪放免はどうか、ということで現在のラスト(ダークフェニックスの力を消滅させるため、ジーンは自らの消滅を選ぶ)になったんだとか。(後に、このジーンは本物ではなかったというのが明かされますが)
倫理観がリアルだなあ。
ソーは謎の宇宙人にハンマーを奪われてしまう話。ハンマーから力を得た宇宙人のことをソーだと勘違いしたオーディンが、宇宙人をアスガルドへ連れて行ってしまう。
ソーのハンマーは高潔な人しか持ち上げられないの設定どこいったん???……と思ったら(次号詳細)Xベイビーズは、本編の前に「おおまかなあらすじとキャラ紹介」みたいなページがあるのですが、そこの紹介文がまあまあめちゃくちゃ言うw
モジョーのことを
「三段腹電波大魔王」(間違ってはないけど)。本編でも
「超ド級デブデブ魔神様」とか。
Xーmen 4(マーブルスーパーコミックス)や、
ロケット・ラクーン&グルートでもモジョーの登場回があるのでモジョー好きさんはどうぞ。
しかしベイビーなXメンメンバーはとっても可愛いです。
ヤング・マーベル:リトルアベンジャーズ VS リトルX-MENにもXベイビーズの話が収録されているのでさらなる癒やしを求める人はぜひ。
■マーブルクロス15Marvel X 15掲載作品
・スパイダーマン:最悪のクリスマス・イヴ(読切) ─ The Amazing Spider-Man #314 (4/1989)
・マイティ・ソー:バラード・オブ・ベータ・レイ・ビル第2回(全4回) ─ Mighty Thor #338 (12/1983)
・X-ベイビーズ:三段腹大魔王モジョーの逆襲第2回(全3回) ─ Excalibur Mojo Mayhem (12/1989)
・キャプテン・アメリカ/アイアンマン:メン・アンド・マシン第1回(全3回) ─ Tales Of Suspense #1 (1/1995)
・アイアンマン:初登場号 ─ (A Reprinting Of)Tales Of Suspence #39 (3/1963)
スパイディは心温まる良い話!
せっかくのクリスマスに住むところを追い出されたピーター&MJ。
メイおばさんに、大人として心配をかけまいと、しばらく身を寄せるところを探すものの、結局最後は、おばさんと一緒に住むことが一番の孝行になるからということで、みんなで暖かなクリスマスを過ごしました!
めでたしめでたし。
(ほんとにめでたしめでたしってのが似合う話)ソーは、宇宙人も実はハンマーを持つにふさわしい高潔な人物だった。
ハンマーをかけて宇宙人とソーが戦う。
魔法や武器が禁止され、肉体のみの戦いはもはやレスリング。Xベイビーズはモジョーのもとから逃げ出したベイビーズの話。
本家Xメンではちょうどイリアナが子どもに戻ってしまった直後のようで、親友を失ったキティの様子が見られます。
キャプテン・アメリカ/アイアンマン:メン・アンド・マシンはフューリーとダムダムデュガンがそれぞれキャップとトニーに、同じ悪の組織を追うように説得するところから。
この話の時点では
Operation Galactic Stormによりトニーはアベンジャーズを離脱し、フォースワークスに在籍しているっぽい。
関係ないけどFANDOMのマーベルwikiの翻訳、マンダリンを「みかん」って訳すの笑ってしまうからどうにかならないですか笑巻末にはアイアンマン初登場エピソード。
敵の名前が「ウォン=チュー」ってちょっと可愛い笑
クラシックらしくものすごいテンポで無駄なく物語がすすむ。
インセン教授なんて登場してから2Pで死んでしまう……悲しいX(密度が高くて面白かったです。