スパイダーマン:フル・サークル

ジョナサン・ヒックマン他 (著), クリス・バチャロ他 (イラスト)
スパイダーマン:フル・サークル

あらすじ引用（引用元：上記リンクページより）

コミック業界トップクラスの作家とアーティストがコラボし、リレー形式で紡ぐ異色のストーリーが誕生!
作家チームにはジョナサン・ヒックマン&クリス・バチャロ、ジェリー・ダガン&グレッグ・スモールウッド、
ニック・スペンサー&マイケル・オールレッド……他にも超豪華作家陣たちが参加!
悪の科学者集団A.I.M.が開発した「秘密兵器」と「人類人狼化計画」の謎を追うスパイディ。
二転三転する物語の果てに、スパイディがたどり着いた真実とは?

■感想
リレー小説ならぬリレー漫画形式の作品。
驚くような展開で毎話終わらせる。という条件を元に描かれた、前の人の作品からいかにして物語を続けていくか。
作家さんそれぞれが毎回新しい展開を生み出されていて、どんどん物語の舞台が移り変わってゆくのが面白かったです。
書いているほうもいきあたりばったりなので、読むほうも深く考えず流れのままに読めます。
また、時系列などもあまり関係無い話になっているため、特に他ストーリーラインなどの知識も必要ありません。

最後は全員で話し合って終わり方を決めたということで
最初とつながるエンディングになっているのがお見事。
本編も楽しめましたが、おまけとしてついている、エンディングのための会議の内容が大変興味深く感じました。