チップ・ズダースキー (著), ジョー・キノーネス (イラスト)
ハワード・ザ・ダック:アヒルの探偵物語あらすじ引用(引用元:上記リンクのアマゾンページより)
事件はブラック・キャットの調査から始まった。しかし、間もなく宇宙規模の大事件に発展し、彼は超越的存在“コレクター"の手に落ちる。だが、そこには他にも捕えられている者がいた――ロケット・ラクーンである! 果たして、直立歩行する動物たちは、無事に脱出できるのか? さらに、ハワードは老人による相次ぐ犯罪を調査し、魔具をめぐってドクター・ストレンジと共闘し、新しい友人のタラ・タムの秘密を知る――やっぱり、いろんな人と関わることって大切だよね。他にも、あの一大イベント『シークレット・ウォーズ』とも関わりが……あるような、ないような……。
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■感想しゃべるアヒルの名(迷?)探偵、今日も災難に巻き込まれる!70年代に初登場し、権利関係がややこしくなったり、デザインの面でディ○ニーに訴えられたり、実写映画が賛否両論だったりと、現実でも災難続きのハワード、コミックの世界でももちろん(?)災難続きです!w
NYで探偵業を営むハワードのもとに、とある依頼がまいこんで、その依頼を解決する最中にコレクターに連れ去られてしまいます。
というところからはじまり、あれよあれよという間に地球の命運をかけた大事件に!
(わりとマジで、ガチの大事件)スパイディ、ガーディアンズチームからはじまり、最終的にはソーやFFメンバー、Msマーベルその他大勢のヒーローが集結!
ガントレットを手にしたスクラルから地球を守る!
すぐ「僕のせいだ」と勘違いして落ち込むスパイディや、息抜きに異種族と賭け事に興じるストレンジ、「俺は悪くねえ」が口癖のヒューマントーチなど、どこか気の抜けたヒーロー達の描写に思わず吹き出してしまいますw
ユルさと満足感を兼ね備えた一冊です。面白かった!