マット・フラクション (著), デイビッド・アジャ (イラスト), フランチェスコ・フランカビラ (イラスト), クリス・エリオプロス (イラスト),
ホークアイ:リオ・ブラボー あらすじ引用(引用元:上記リンクのアマゾンページより)
ニューヨークに借りていたアパートの地上げ問題から始まった、クリント・バートンのトラブル続きの日常は、いつの間にか深刻な局面を迎えていた。友人を殺され、ガールフレンドとは破局寸前、さらに相棒である“もう一人のホークアイ"ケイト・ビショップは(犬を連れて)西海岸へと去った……。そんな彼の前に、兄であるバーニー・バートンがホームレス同然の姿で現われる。かつて死闘を繰り広げた兄の登場は、何を意味するのか? 一方でジャージ軍団は、アパートを奪おうと、最後の総攻撃を仕掛けようとしていた……。アメコミ史に残る名シリーズ、堂々のフィナーレ!
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■感想ホークアイ&ご近所軍団 VS ジャージ軍団 決着!一巻から続いた地上げ屋騒動がひとまず落ち着く最終巻です。
この最終の局面でも敵が「ジャージ軍団」と呼ばれていることにじゃっかん気の抜ける感じがあるwもともとは
ホークアイ:リトル・ヒッツ以降、ケイトの話とクリントの話が交互に連載されていたようで、前巻
ホークアイ:L.A.ウーマンはケイトの話だけを抜き出して収録。
今巻はクリントの話だけを抜き出して収録という形になっており、LAウーマンはちょっと作品の雰囲気が違うので、
ホークアイ:マイ・ライフ・アズ・ア・ウェポンからの雰囲気で続けて読みたい人は2巻のあと、3巻を飛ばして、直接この4巻を読んでも大丈夫です。
なんでも一人でできると意地を張っていたホークアイが、ふらりとやってきた兄に諭されて他人を頼る決意をし、アパートの住人で一丸となって建物を守ろう、ということに。
アパートの住人なんて戦闘すら知らない一般人ばかりなのに、マフィアのようなジャージ軍団と戦うなんて、大丈夫か!? と思いましたが、アパート住人も結構めちゃくちゃするw
ヨボヨボのおじいさんが屋上から燃え盛る燃料を落とすところ痺れた! なかなか胆力があるじいさんだぜ!
ひとまずジャージ軍団を追い払って、相棒のケイトも戻ってきて、良かったね、という最終巻でした。