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キャプテンヴェノネイジィ

翻訳アメコミ(主にマーベル)のレビュー・感想を置くところ。オタクが奇妙なテンションで推しを語ったりするよ! ていうかそれしかしてない! 絶版モノも扱ってます。ネタバレがめっちゃあるのでお気をつけください。

スパイダーマン/デッドプール:ブロマンス

ジョー・ケリー (著), エド・マクギネス (イラスト),

スパイダーマン/デッドプール:ブロマンス



あらすじ引用(引用元:上記リンクのアマゾンページより)




2016年にスタートしたスパイダーマンとデッドプールのブロマンス、第1巻がいよいよ発売。

スパイディは身近なところで友達を探しているわけではないのに、彼の友達になりたくて全力を尽くしてしまうデッドプール。果たして、これは相棒たちを描く本になるのだろうか? もう一人のスパイダーマン(マイルズ・モラレス)やデッドプールの妻シクラー、さらにソーも登場して、デッドプール&スパイディたちとダブルデートする!? よくしゃべる“親愛なる隣人"と“冗舌な傭兵"が窮地に陥ると、そこはやかましいお祭り騒ぎになる!





***

■感想

スパイディ&デップー、おしゃべり同士のチームアップ!

デップーといえばケーブルとのバディが思い浮かぶ方も多いかと思いますが(関連:ケーブル&デッドプール:シリーズ)、あの寡黙で渋い男とのコンビとはまた違う味の、おしゃべりコンビのワチャワチャが見れて楽しいです!

スパイダーマン/デッドプール:プロローグのような短編集ではなく、ガッツリと続きもののストーリーになっています。

デッドプール Vol.1:デッド・プレジデントからの個人誌の流れをうけて、ヒーローになるべくがんばるデッドプールと、それを信じ心を許しかけるスパイディ。
でもデッドプールはピーターを殺したがっていて……?(スパイディ=ピーターだと思っていない)
という内容。

デップーはスパイディが大好き! って感じがとっても出ていて、ピーターを殺すこともスパイディには内緒。それは作戦とかの意味ではなく、「スパイディを悲しませたくないから」という理由なのがホッコリ。
デップーはピーターが悪人だという嘘を信じさせられて、正義のために彼を殺そうとする。
スパイディの雇い主であるピーターが悪人だと知ったらスパイディが悲しむ! という気遣いです。
なかなか本心が見えないデップーですが、スパイディと遊んでて楽しそうなのはきっと本当のところなんだろう。

そして、デップーなんか嫌いと言いつつ、だんだんほだされていくスパイディ。最終的には一緒に食事にまで出かけて、完全にフレンズ!!

デッドプール:エンド・オブ・エラーで登場したマークスフォーマネーの面々もチラッと再登場。ついつい読み返してしまいました。

デップーにピーター殺害を依頼した犯人の正体や、デッドプールの顔面がイケメンになった謎など、気になる伏線を残しつつ、スパイディ&デップーが徐々に親しくなっていく姿を堪能できる一巻でした。

■個人的見どころ

原書だとセリフが無いページに、翻訳だとめちゃくちゃセリフ追加されてるのなぜなんだろ??

(画像は引用です。引用元:スパイダーマン/デッドプール:ブロマンス(左:原書)(右:翻訳版)より)

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Dr・ドゥーム、シンビオート、ケーブル、ロケット、デップー、スパイディあたりが特に推しです。アイアンマン、タスクマスター、マグニートー、ナイトクローラーもちょろちょろと追いかけてます。

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