ジョナサン・ヒックマン (著), ダスティン・ウィーバー (イラスト), マイク・デオダート (イラスト),
アベンジャーズ:ラスト・ホワイト・イベントあらすじ引用(引用元:上記リンクページより)
シリーズ第2弾! 白い閃光が世界を塗り替える!
宇宙の〈建設者〉ビルダーズとの邂逅によって目覚めたナイトマスクとは何者か?
その彼が口にした「システムの崩壊」「白い事象」の真相とは?
かつて数多の宇宙に変革をもたらした「ホワイト・イベント」が今、この世界を照らそうとしている!
クロスオーバー大作『インフィニティ』へと続く、ジョナサン・ヒックマンのアベンジャーズ・シリーズ!
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■感想前フリがなっげえええ!アベンジャーズ:アベンジャーズ・ワールド、
ニューアベンジャーズ:エブリシング・ダイのさらに続き。
最近は「一冊だけ読んでも面白い」みたいな、まとまったものが多いなかで、このシリーズは正直、続けて読まないと面白くない……気がする。
これも
インフィニティとシークレットウォーズへのプロローグみたいなもので、今回は
・スターブランドの誕生
・エクス・ニヒロが地球に落とした物の詳細
の話。
そもそもインフィニティとシークレットウォーズがSF的な感じの話なので、結構わかりにくい設定が多く、その設定をものすごく丁寧に何冊もかけて少しずつ説明しようとしてくれてるんだな~っと思います。
それでもまだわからないところも多いのですが、これ全部きちんと説明しようとしたら多分あと10冊くらい必要な気がする。壮大だぜ……!
いくつかの小エピソードが連なっていますが、最後に収録されていた、進化の子供の話がほっこりと心温まって良かったです。
「”守るべきもの”があるのは、弱さになるか、強さになるか」どちらになるかは、人それぞれなんだろうなと思いました。