ブライアン・マイケル・ベンディス (著), フランク・チョウ (イラスト)
マイティ・アベンジャーズ:ウルトロン・イニシアティブあらすじ引用(引用元:上記リンクページより)
マイティ・アベンジャーズ誕生!
新生アベンジャーズの初陣に待ち受ける驚愕の事態、それは……ええっ、アイアンマンが全裸の美女に!?
超人登録法を巡るヒーロー達の内戦=シビル・ウォーは登録法推進派の勝利に終わり、全ての超人は政府の管理下に入る結果となった。
同時に、全米各州に固有のヒーローチームを配置する「50ステーツ・イニシアティブ」が施行され、ニューヨーク州には、新たなアベンジャーズ、マイティ・アベンジャーズが置かれる事となったのである。
Ms.マーベルと共にメンバーの選定に着手したアイアンマンだったが、結成早々に彼らを待ち受けていたのは、思いもよらない事態だった!
Ms.マーベル、ワンダーマン、ワスプ、ブラックウィドウ、セントリー、アレス…
アイアンマン率いる"もう一つ"のアベンジャーズ。新たなる戦いがここから始まる。
***
■感想解説が豪華。登録法に従ったヒーロー達のなかから新しいアベンジャーズが結成され、彼らの活躍を描く。
まずはメンバーの選抜からはじめるべく、スタークはキャロルにヒーロー一覧のファイルを見せるのですが、その見開きだけで
解説書の4ページを使うという……! (画像は引用です。引用元:ブライアン・マイケル・ベンディス (著), フランク・チョウ (イラスト)
マイティ・アベンジャーズ:ウルトロン・イニシアティブより)
この数のヒーロー(ヴィランも)全員分の簡単なプロフィールを解説してくれているのがすごい。シビル・ウォーにもかなりの数のヒーロー紹介ページがありましたがこれも勝るとも劣らない数!
ぶっちゃけこういうのは他の本にもちょくちょく載っていたり、マーベルヒーローは辞典が出ていたり、マーベルファクトファイルでもいろんな紹介があったりする……とはいえ、なんだかんだでこういうリストのようなものは何度みても面白いと感じてしまうんだよなあ……!
さらにアベンジャーズのメンバーとなるキャラクターには詳細な解説でさらに2ページほど使い、解説全7ページのうち第一話だけで6ページの半分ほどまで使っているという充実っぷり。
肝心の本編内容はというと、
トニーが女体化!
アイアンマン:エクストリミスにて自分自身がアイアンアーマーになったトニー(言うなればサイボーグ)が、ウルトロンに体をのっとられ肉体を変化させられてしまう。そして生まれ変わった姿がワスプことジャネットそっくり。
トニーがジャネットになってしもうた!笑能力は最高峰だけどまだまだチームとしての連携がとれない新しいアベンジャーズ達が、それぞれ問題をかかえながらもウルトロンを退けトニーを救う。
世界規模の災害や宇宙レベルのパワーの応酬でめちゃくちゃハデです。息つく暇のないアクションに続くアクション!
そして最後、復活したトニーのもとへエレクトラのスクラルの死体が届けられるところでおしまい。(関連:
ニューアベンジャーズ:レボリューション)
ベンディス会話でお馴染みのベンディス節がめちゃくちゃノってます。超しゃべるヒーロー達を堪能できます!