■マーブルクロスとは マーベルのアメコミを連載していた日本の雑誌である!!
月刊誌で、17号で廃刊になった。
漫画の他にはグッズ情報や、読者コーナー(なんか懐かしい感じある)などが充実している。
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■マーブルクロス1Marvel X 1掲載作品
・インフィニティ・ガントレット第1話(全6回) ─ Infinity Gauntlet #1 (1992/6)
・X-メン(読み切り) ─ X-Men #30 (3/1994)
・シルバーサーファー(前編) ─ The Silver Surfer #1 (12/1988)
インフィニティ・ガントレットは、最近一冊の本としても出版され、映画の元ネタにもなった大作エピソード。全6回で連載されます。
翻訳が、上記の本バージョンと違ったりして微妙な差が楽しい。
Xメンはジーンとスコットの結婚式。
マーブルスーパーコミックス版を17巻まで読破してすぐマーブルクロスを読んだので、なんかちょっと感動してしまいました。
おめでとう、幸せに……なっ………(
ってほしいけどもう先に悲劇しかないの分かっててつらい)シルバーサーファーはなんだかちょっと宗教チック。
ギャラクタスが地球にやってきて、じっと立ってるだけなのシュール。
何が目的なんだ……w
巻末の永井豪先生のインタビューが面白かった。
アメコミと日本のコミックスのそれぞれの良いところを的確にお話されててめっちゃ頷く。分かる。
■マーブルクロス2Marvel X 2掲載作品
・インフィニティ・ガントレット第2話(全6回) ─ Infinity Gauntlet #2 (7/1991)
・X-メン:ファランクス・カビナント第1話(全4回) ─ The Uncanny X-Men #316 (9/1994)
・シルバーサーファー(後編) ─ The Silver Surfer #2 (1/1989)
Xメン:エクスティンクションアジェンダ編(関連:
Xーmen 4,5,6(マーブルスーパーコミックス))で死んでしまったウォーロックの遺体からつくられたファランクスという機械生命体が襲ってくるよ、的なお話。ファランクスカビナント。
ストライフが撒いたウィルスの治療法を見つけるためXメンメンバーはミューア島へいっていて、たまたまXマンションに居たエマ、バンシー、セイバートゥースがそれぞれ敵同士なんだけど協力してファランクスと戦ってます。
シルバーサーファーは相変わらず宗教。
「我はついぞ神など目にしたことはない。ならばなぜ我が身が神ではないと言い切れるのだ?」ってギャラクタスさんご乱心してるけどトンチ上手いな?wたしかに、自分が神ではないという証明は無いですね。
突然あらわれた神(ギャラクタス)を思考停止で盲信し、そして不利益をこうむったら目がさめて反乱し、また新たな指導者を求める群衆っていう一連の流れがなんだか教訓めいた寓話のようでした。
■マーブルクロス3Marvel X 3掲載作品
・インフィニティ・ガントレット第3話(全6回) ─ Infinity Gauntlet #3 (9/1991)
・X-メン:ファランクス・カビナント第2話(全4回) ─ X-Men #36 (9/1994)
・キャプテン・アメリカ(読切) ─ Captain America #255 (3/1981)
ファランクスカビナントは、新世代ミュータントを一人保護したと思ったら、別のミュータントが奪われてしまうきびしい状況。に加えて、脱走するセイバートゥース。
キャップはオリジンの話で、ヒョロガリ時代~スーパーソルジャーになって、いっぱい活躍して大統領にほめられて、ヤッター! て感じの話。
ドラマ性とかっていうよりは、キャップの人柄とかを知るのに良い感じ。
「アメリカの象徴としてがんばるぞ!(敵をバーン!)」の一言で片付く読み切り笑単純なのに、いや、単純だからこそ? やっぱりキャップはかっこいいなぁってワクワクしました。すき。
■個人的見どころインフィニティ・ガントレットのキャラ紹介がわりとひどい。
(画像は引用です。引用元:
小学館プロダクション マーブルクロス3より)
エロスの顔!!!!
ネビュラも状況的に仕方ないとはいえ、ふたりともげんきなときの顔チョイスしてあげてほしかった……。