デニス・ホープレス (著), ジェイミー・マカルビー (イラスト)
X-MEN:シーズンワンあらすじ引用(引用元:上記リンクページより)
プロフェッサー・チャールズ・エグゼビアは世界を守り、ミュータントへの偏見を解くために、パワフルなミュータントの若者たちをスカウトしてスーパーヒーロー・チーム「X-MEN」を結成した。だが10代の彼らは、思春期特有の混乱や制御しにくい自分自身のパワーに振り回され、敵に立ち向かうのも難しい状態だ……。その弱みをついて、マグニートーがブラザーフッド・オブ・イビル・ミュータンツを率いて襲いかかる! 果たして、次々と押し寄せる試練を若き「X-MEN」は切り抜けられるのか!?
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■感想ウルヴァリン:シーズンワンと同じく、クラシックのエピソードを、詳しいことを知らなくても読めるように現代風にアレンジしてあるシリーズ。元の設定とは違うところも多々見受けられます。完全なるオリジンではないということに注意したほうが良いかもしれません。
元のエピソードについては、非常にあっさりとですが、一応解説書に記されています。
一番大きな設定変更は、ジーンの性格でしょうか。
めっちゃ現代っ子なティーンになっている!!ティーンなジーンの目から見た他メンバーは、全員同年代の男の子達だけれどそれぞれに個性があって、能力だけじゃなく性格もさまざまで、なんだか可愛らしいです。
さらっとみんなが団結するまでを流して、「これからチームとしてやっていくぜ!」的なストーリーで、物語の内容もティーン向けっぽい印象でした。
巻末にはリランチされたアンキャニィXメンの#1が収録。
解説によると、
X-MEN:セカンド・カミングと
AVXの間の物語。おそらく
X-MEN:スキズム直後なので、そのあたりの補完をしたい人には良いかも。(解説が書かれたときにはまだスキズムは未翻訳だった模様)
ただし1話だけしか無く、続きの翻訳も無いので、雰囲気で……w