マーク・ミラー (著), ブライアン・ヒッチ (イラスト)
アルティメッツ 2あらすじ引用(引用元:上記リンクページより)
世界を脅かす脅威から人類を護るためにニック・フューリー将軍によって集められた最強チーム“アルティメッツ"――アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルク、ブラック・ウィドウ、ホークアイ、ワスプらは、様々なトラブルを抱えながらもチームの力を集結し、滅亡の危機から世界を救った。
しかし、その1年後、彼らは更なる波瀾の時を迎えていた。主張がぶつかり合い反目する仲間たち……、虎視眈々と彼らを狙う新たな強敵たち……。彼らを脅かすそれらの火種の裏には、邪神ロキの暗躍が……!? そして訪れる最大の脅威を前にして、彼らは再び世界を救う事ができるのか!!
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■感想あいかわらず面白い!……けど……笑前作(
アルティメッツ)に引き続き、面白いです。面白い……けど、やっぱりこれはあくまでアルティメッツ笑
前作はわりと、「元のキャラの個性を伸ばしてみました」って感じに思えたけれど、今回はもう、この作品のキャラクターとして確立してしまったからなのか、元のアベンジャーズ達の面影は無いと感じました。これはこれ。って感じ。
全員、名前が同じなだけのまったく別人になった!ジャンは、元夫との離婚成立してないときからキャップと付き合うし、かと思えばすぐに「ジジくさくって飽きた」って元夫と一晩過ごしたり。
ナターシャはジャービスを撃ち殺すし、ピムはキャップのコスプレをして若い女を抱くw
……のだけど、そのなかで、キャップとバッキーの絆は元のキャラ性と違わなくて、「あぁ、ここまでいろいろ変わってしまった世界でも、この二人はやっぱりこの二人なんだな」とちょっと興奮した……。
前作よりもページ数もキャラクターも増えて、8ページの見開きがついたりという斬新な試みもあり、お祭り感はアップしました。その分ややシナリオにまとまりが無くなった? かもしれません。わちゃわちゃ。
オマケページはコメンタリにくわえてペンシル画もかなりの量で充実していますが、人によっては「ここいらないから値段下げて」って思うかも?
■個人的見どころ「好きな女の人が浮気してる」って相談を、70歳↑の老人に相談するキャップの絵面が良い。
「相談できる人が君しかいない」ってオジイチャンになったバッキーの前で涙を流すキャップ良いですね……とても良い……
並んで描かれていることで、ふたりの年齢差、体格差がはっきりと見て取れるところがぐっと来ます。
(画像は引用です。引用元:
マーク・ミラー (著), ブライアン・ヒッチ (イラスト) アルティメッツ 2より)