エド・ブルベイカー (著), スティーブ・エプティング (イラスト)
キャプテン・アメリカ:ウィンターソルジャーあらすじ引用(引用元:上記リンクページより)
長い歴史を持つ“キャプテン・アメリカ”のストーリーの中でも、秀作と謳われた『ウィンター・ソルジャー』。
第二次世界大戦末期に死亡したと思われていたキャプテン・アメリカの相棒バッキーが、暗殺者“ウィンター・ソルジャー”としてよみがえった?!
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■感想キャップ&バッキーの関係性の完成形。映画のふたりが好きならこれは絶対見たほうが良いですよ。
具体的にいうと、
映画版ウィンターソルジャーやシビルウォーのあの、「バッキーのこと好きすぎるキャップ」の感じが好きだったら絶対これ好きのはずです。
前半はなんか、「敵の狙いは一体何だ?」て感じの推理パートで結構まどろっこしい感じなのでちょっと重たい感じあるんですけどキャップがバッキーの存在に気付いてからの展開めちゃ熱い。
バッキーが敵に操られている、と知って「助けるべきか、戦うべきか」と悩むキャップ。
キャップの元恋人であるエージェント13は「もうアレはバッキーじゃない」ってキャップを説得しに来るのですが、キャップはその13に向かって「
君は引き金をひいた人間ではなく銃を咎めている」って言い返す。
バッキーはたしかに大量に人を殺したわけで、そこは変わらない事実なのだけど、キャップはあくまでバッキーの人間性を信じたい。
そこにやって来て「お前はどうしたいんだ?」と別視点からのバディ感出してくるファルコンとか、何気に手助けしてくれるトニーとか、なんだかんだまわりに恵まれているキャップだけどそれでもやっぱり一番大好きなのはバッキー、みたいな感じがもおおおおおお!
ほんとキャップはバッキーが大好きなんだよなあ!!!映画で印象的だった「君になら殺されても構わない」に似たシーンもあって、映画からのファンはぜひこれを読むと良いです……。
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ:プレリュードよりもよっぽどこちらを推します。