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キャプテンヴェノネイジィ

翻訳アメコミ(主にマーベル)のレビュー・感想を置くところ。オタクが奇妙なテンションで推しを語ったりするよ! ていうかそれしかしてない! 絶版モノも扱ってます。ネタバレがめっちゃあるのでお気をつけください。

スパイダーマン・ノワール

デイビッド・ハイン (著), ファブリス・サポルスキー (著), カルミネ・ディ・ジャンドメニコ (イラスト)
スパイダーマン・ノワール



あらすじ引用(引用元:上記リンクページより)



アメリカでの株価暴落により世界恐慌に陥ってから4年後の1933年。
その不況な時代の真っ只中で青春時代を余儀なくされたピーター・パーカーは、市民として社会を変えようともがいていた。
しかし目の前に立ちはだかるのはニューヨークを裏で支配しているギャングの首領“ゴブリン”。
警察、政治家とグルになって不都合な事実をカネと引き換えに排除する――そう、彼のまわりは腐敗に満ちた世界が広がっている……。
果たしてこの自由と平等が許されない“ノワール”の世界に本物の正義は通用するのか!?



■感想
なんとなく、中身は全編白黒かなと思っていたら、普通にフルカラーでした。

内容なのですが、非常におもしろかったです。
少しダークでハードボイルドと言うのでしょうか。原作のスパイダーマンの素材は損なわないのに、大人な味付けがされている感じ。

キャラクター達の多くがトレンチコートを着ていたり、ゴブリンの仲間たちが見せ物小屋出身だったり、1930年代の空気感がとても良かったです。
とはいえ、大きな物語の流れはその時代のことをまったく知らなくても問題ないのでご安心ください。

平行世界のピーター・パーカーがスパイダーマンになるまで、の物語。たいへんドラマチックでした。

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Dr・ドゥーム、シンビオート、ケーブル、ロケット、デップー、スパイディあたりが特に推しです。アイアンマン、タスクマスター、マグニートー、ナイトクローラーもちょろちょろと追いかけてます。

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