インビンシブル・アイアンマン:アイアンハート2/リリの選択

ブライアン・マイケル・ベンディス (著), ステファノ・カセッリ他 (イラスト)
インビンシブル・アイアンマン:アイアンハート2/リリの選択



あらすじ引用（引用元：上記リンクページより）

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新人ヒーローとして奮闘するアイアンハートことリリ・ウィリアムズ。
A.I.となったトニー・スタークと共に華々しくデビューを果たした彼女は、大企業や一流大学、
若手ヒーローチームからもラブコールを受け、多忙な日々を過ごしていた。
そんなある日、アメリカ本土で大規模な自爆テロ事件が発生してしまう。
人命救助のために現場に駆けつけたリリだったが、そこで彼女は思わぬ重大な選択を迫られることに。
一方、リリのために作られたトニーのA.I. は「リリをサポートする」以外の目的に目覚めつつあった!?

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■感想

新進気鋭の若きヒーローとして、スターク社、大学、若きヒーローチーム他、様々な組織から「うちに来ないか？」と勧誘を受けるリリ。大人気ひっぱりだこです。
まっすぐ素直に、自分の正義を信じて行動するリリですから、さもありなん。
その素直さゆえに、今回は国家間の抗争に巻き込まれてしまい……というお話。

ひょんなことからラトベリアの女王になってしまったリリが打ち出した政治は、理想的であり、でも理想的でしかない。ような気がします。
うまくいけば多くの人が幸せになれますが、簡単に実現するのならとっくに世界中そうなってるはず。
現実には予算や国家間の問題が多いのでは。
でも、そういった大人の事情なんて知らないよ、とばかりに理想へ向かおうとする姿こそがリリらしく感じて、やっぱり素敵なヒロインだなあと思いました。