ケリー・トンプソン (著), ステファノ・カセッリ (イラスト)
ウエスト・コースト・アベンジャーズ:あぶない!? 新チーム誕生あらすじ引用(引用元:上記リンクページより)
2代目ホークアイことケイト・ビショップが活動の拠点とする西海岸ロサンゼルスで、不可解な事件が多発していた。事態を憂慮したケイトは、かつてこの街で活躍していたウエスト・コースト・アベンジャーズの復活を決意する。さっそくメンバーを募集するが、集まったのはクセ者揃いの問題児ばかりで……? アメリカ・チャベス、キッド・オメガ、グウェンプールら個性派ヒーローたちによる新時代のアベンジャーズ、ここに誕生! 西海岸に危機が迫る中、はたして彼らは力を合わせ、地域の平和を守れるか!?
■感想
ワチャワチャ楽しい、これぞウェストコーストアベンジャーズ!女版ホークアイことケイトちゃんが西海岸でヒーロー活動するべくチームを結成する話!
メンバーはケイト、クリント、グウェンプール、キッドオメガ、アメリカチャペス、フューズという(ほぼ)若者のチーム。
若者チームといえば
チャンピオンズ:チェンジ・ザ・ワールドと本作の発売日が近かったためどうしても内容を比べてしまうのですが、シリアスで正統派のチャンピオンズに対し、こちらはもうすこしユルく読めるコメディ寄りのお話。
でっかい怪獣がいっぱい出てきてB級映画みたいなノリでワチャワチャ。
そうそう、これぞウェストコーストって感じで良かったです。西海岸はこうじゃないと!
チームメンバーもなんというか、「わかる感」があって良いです。グウェンドリンとクエンティンとか特に良いですね。はちゃめちゃなヤツほど似合う。ケンカップルみたいになっていたのもとてもカワイイ。
巻末収録のヤングアベンジャーズは
ホークアイ:マイ・ライフ・アズ・ア・ウェポンと内容は同じです。
翻訳がちょっと違うのと、あとちょっとびっくりしたのは、開始ページ(右はじまりか左はじまりか)が逆になってたところ。
視線誘導とか見開きとか、漫画って考えることたくさんあるので見開き単位(開いた2ページ分)でページの構成をするのが日本の漫画だとメジャーで、開きのはじまりが変わることってないのですが。アメコミはそうでもないのだろうか。(たしかに読みにくいコマ構成のも多い)
本編内容とは関係ないですが、漫画を描くことに興味がある方は両方手にとって違いを見てみても面白いかもしれない、と思いました。