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キャプテンヴェノネイジィ

翻訳アメコミ(主にマーベル)のレビュー・感想を置くところ。オタクが奇妙なテンションで推しを語ったりするよ! ていうかそれしかしてない! 絶版モノも扱ってます。ネタバレがめっちゃあるのでお気をつけください。

ワスプ 1、2

ジェレミー・ウィットレー (著), グリヒル (イラスト)
ワスプ 1



あらすじ引用(引用元:上記リンクページより)



天才科学者ハンク・ピムの娘であるナディア・ヴァン・ダイン。新たなワスプとなった彼女は、様々な分野から卓越した女性科学者を集め、先進の研究機関「G.I.R.L.」を設立、初代ワスプである養母のジャネットの協力を得て、亡き父の遺志である科学による世界貢献に立ち上がった。若き天才達は抜群のチームワークで悪の秘密結社「A.I.M.」を圧倒するが、天才は悪の側にもいたのである……。




ジェレミー・ウィットレー (著), グリヒル (イラスト)他
ワスプ2




あらすじ引用(引用元:上記リンクページより)



最先端のガールズコミック、ここに完結! ヒーローとして科学者として仲間と共に歩み始めた彼女だったが、皆の期待に応えようという思いが彼女を追い込んでいく。今、ナディアとその仲間達の真価が試される…。



■感想

突然第二期! 翻訳アメコミではよくあること……。

というわけで、ワスプことナディアちゃんの活躍を描くシリーズなのですが、仲間はすでに集め終わったところからのスタート。
表紙をひらいて2ページ目に「これまでのあらすじ」があるので大丈夫だ!

ここ数年のマーベルは広くファンをコミックに取り入れようと頑張ってますね。女性の権利やらLGBT問題やら差別問題やらに特に熱心な様子からも伺えますが、こちらのワスプも例にもれず。
GIRL(組織名)のメンバーは全員女性だし、国籍もまばらで、身体障害を持つ人や同性愛者もいる。
そして主人公が双極性障害と。

……テーマも登場人物も背負ってるもの重すぎるね。

別にこのワスプに限らず、今までも精神・身体の障害や肉体の病気、同性愛などを持ったヒーローはたくさんいたわけなので今になって言うのも変な話なのですが。
グリヒルさんの明るくキャッチーなイラストで、主に10代の若くてカワイイ女の子がたくさん出てくる一つの作品にこれだけ詰め込まれていると、ギャップやらなんやらであらためてそう思ったり。
逆か??? 本来重いものが、カワイイイラストで中和されているのか??

ナディアが主人公でまわりは仲間扱いというよりは、GIRLのメンバーみんなが主人公って感じ。それぞれの抱える問題が解決したりしなかったりしつつ、これからも頑張っていこーね! みたいな話でした。

ところで、作中でキャラクターが着ている衣装がめちゃくちゃカワイイものばかり。
ジャネットの設定(ファッションデザイナー)も存分に活かせてて素敵。

内容をどう感じるかは個々のものとして、イラストについて言うならば、むさ苦しい絵面が苦手な人にもおすすめできるシリーズだと思います。
個人的には、ガチガチゴリラみたいなマッチョメンがたくさん出てくるのも好きですが!!




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Dr・ドゥーム、シンビオート、ケーブル、ロケット、デップー、スパイディあたりが特に推しです。アイアンマン、タスクマスター、マグニートー、ナイトクローラーもちょろちょろと追いかけてます。

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