ロビー・トンプソン (著), スコット・ヘップバーン (イラスト)
続 スパイダーマン/デッドプール:スパデプ、パパになるあらすじ引用(引用元:上記リンクページより)
老いたデッドプールは突如現れた自身のクローン、偽プール集団からなんとか逃れることができた。 しかし、敵であるはずの奴らは自身を造った組織カメレオンに反旗を翻し、創造者マスター・マトリクスを復活させてしまったのだ! デッドプールは、スパイダーマンを半身不随にした張本人である偽プール集団を殺そうと考える。 しかし、戦いの途中、ひょんなことから二人はマスター・マトリクスを正しく導く「パパ」になることに!? スパデプの子育て物語が始まる!
■感想
前巻(
続 スパイダーマン/デッドプール:デップーが多すぎる)から間があいたのでいろいろと話を忘れてしまったので前から読み直そう……とすると、その前のも忘れた……となって、どんどんさかのぼって個人誌から……などと結局数十冊読み直すことに。
これがアメコミの沼……! 一度足を踏み入れたら抜けることは至難なのです。
そんな感じでしっかり設定を頭に入れ直して読んだ今巻。
老スパイディはやっぱりカワイイ。
最近では
スパイダーマン:ライフストーリーでも歳をとっていましたが、あちらとはまた違った人生を歩んできたであろう老スパイディ。
でもどんな人生を歩んでも、基幹の部分はやっぱり純粋にヒーローなんだよなと感じる。
老プール&若プール、老スパイディ&若スパイディがそれぞれ自分同士で話をしているのが面白い。嘘をつく必要が無い自分自身の前での発言ってきっと本音ですよね。その中で「デップーは友人だよ」って言い切る老スパイディが素敵でした。
後半は、目覚めたばかりで赤ちゃん同然のマトリクスをふたりで育てよう、という話。
ですが、ふたりは喧嘩ばかり。
自分で考えどんどん成長するマトリクスは、両親(?)であるふたりに仲良くしてほしい。
というわけで、ふたりのほうが逆に育てられてしまっていました。
マトリクスのおかげで友情深まって、ついには自主的にハグを受け入れるまでになったスパイディ……。ラブラブですやん。
いい感じに区切りがついたような気がしますが続刊があと2冊ほどあるとか無いとか?
楽しみに待ちたいと思います。