ジェイソン・ラトゥーア (著), ロビー・ロドリゲス (イラスト)
スパイダーグウェン:グレイター・パワーあらすじ引用(引用元:上記リンクのアマゾンページより)
グウェン・ステイシーは死んだはずのリザードの復活を探るべく、ウェブに帰還する。グウェンの世界でもオズボーンとの対決が始まる一方で、彼女はシールドの最重要手配リストに自分が載っていることを知る。 共にリザードの死を確認した恋人ピーターとの関係にもある疑念が浮かんできてしまうが…? さらなる広がりを見せる第2巻!
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■感想パワーがあっても、グウェンは女の子だもん!今巻も細かい設定はモリモリ飛ばしてすすみます。
原書では設定書が巻末についているらしいですね! 面白い手法だ。
物語中には描かないところが、想像力をかきたてられる。もともとスパイダーバースからの派生でこの作品自体が二次創作のような雰囲気だし、バックナンバーが手に入らない部分は自分でwikiなどで調べて設定を理解するというアメコミの文化にも合ってる気がする。
今回は新たにハリーにも正体を知られてしまうグウェン。まじでバレすぎぃ!w
バレちゃいけない人にもバレちゃってますが、パパには正体がバレててよかったなと思う。
「お前があの娘をスパイダーウーマンにした」とマードックに脅されるパパですが、そのパパがグウェンを責任ある優しい子に育ててくれたおかげで、リザードとなったハリーが暴走したときも、グウェンは彼を救うという決断ができたんだと思います。
娘のやることを後押しして、娘を守ってくれるパパとの絆が良かった一冊でした。