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キャプテンヴェノネイジィ

翻訳アメコミ(主にマーベル)のレビュー・感想を置くところ。オタクが奇妙なテンションで推しを語ったりするよ! ていうかそれしかしてない! 絶版モノも扱ってます。ネタバレがめっちゃあるのでお気をつけください。

グウェンプール:イカしたやつらが攻めてきた!

クリストファー・ヘイスティング (著), アイリーン・ストリークホールスキー (イラスト), グリヒル (イラスト),

グウェンプール:イカしたやつらが攻めてきた!



あらすじ引用(引用元:上記リンクのアマゾンページより)




シリーズ第2弾!
スパイダーマン(あっちの地球出身のもう一人の方)登場!

どういうワケかこっちの世界にオジャマしてしまったグウェンプールは、どういうワケか顔だけ人間モードックの手下に!
ガタガタうるさいモードックを宇宙にポイして一味のリーダーになったのはいいものの、悪党稼業もラクじゃない。
手下達に給料を払わなきゃならないし、福利厚生だって考えなきゃ。
そんなこんなのグウェンプ-ルの心の支えは、憧れのあのヒーロー、スパイダーマン!

あ、スパイダーマンっていっても、あのスパイダーマンじゃなくて、あっちの地球出身のスパイダーマンだから念のため。 あと、悪魔博士っぽい人もいたような……それはともかく、待望のシリーズ第2弾登場!





***

■感想

超空気読めなくて空回り! でもそこが魅力!

やっぱり自分は主人公じゃん!? っと調子にのったグウェンプールは今回もやりたいほうだい。

「どうせコミックの世界だから」と、一般市民(モブ)の安全を考えずに行動した結果、憧れていたヒーローには犯罪者認定され、これまで一緒にやってきた仲間にも見捨てられる。

仲間をとれば市民に危険がおよび、市民をとれば仲間や自分が危険、という二択の状況しかなく、「誰もが納得いく結末」というのはコミックだろうと現実だろうとなかなか無いのですが、「主人公なら全部うまくいくはず」というノリで行動して、うまくいかなくて悔し涙と悲し涙を流すグウェン。

でもBADENDではい終わり、とはならず、まだまだこの世界での人生は続く。
失ったものをまた得られるように、がんばれ!

今回収録のエピソードではティンカラーに育てられて善になったドゥームボットが登場してめっちゃ……良い!
このドゥームボットが世間に受け入れられているのを見ると、
シークレットウォーズの影響で善になろうとしている本物のドゥーム様(関連:インビンシブル・アイアンマン:リブート)にももしかしてこんな道があったのかも、と思わされる!


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Dr・ドゥーム、シンビオート、ケーブル、ロケット、デップー、スパイディあたりが特に推しです。アイアンマン、タスクマスター、マグニートー、ナイトクローラーもちょろちょろと追いかけてます。

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