クリストス・ゲージ (著), マリオ・アルベルティ (イラスト)
X-MEN/スパイダーマンあらすじ引用(引用元:上記リンクページより)
マーベル・コミックスの現在の繁栄を築いた2大キャラクターがコミックでついにクロスオーバー!
まだ新米スーパーヒーローだったX-MENとスパイダーマンが、それぞれのヴィランとの戦いを通じて邂逅する。だがそれはミスター・シニスターが仕掛けた壮大な陰謀の幕開けだった……。“クレーブンズ・ラスト・ハント"“ミュータント・マサカー"そして“クローン・サーガ"……マーベルの歴史を彩る名エピソードを題材に、イタリアの俊英マリオ・アルバーティの華麗なアートが冴え渡る! 両者の初競演となった記念碑的な『X-Men』#35(1967年)も収録。
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■感想スパイディとXメンのチームアップ。
これまでの重要なイベントを踏襲しながら、クレイブン、シニスター、クローンを主軸に全てに繋がりをもたせ、スパイディとXメンの共闘を描いた作品。
初代Xメンとスパイディが同年代というのをうまく活用し、若者のたまり場でジーンやMJ、ウォーレンやハリーなどが出会うの、なんか良いですね。このまま普通に友達になって、グループ交流してるところとかも見てみたかったな。
しかしそううまくは行かず、ダンスを楽しむ若者達のなかに、クレイブンが乱入。
いち早くトイレに(着替えのために)駆け込んだスパイディのせいでXメンが着替えられなくて、ジーンの撹乱で周囲をごまかして変身するXメン笑本編は共闘ストーリーですが、巻末のオマケにはスパイディ VS Xメンも。
蜘蛛型の敵兵器に襲われるバンシーが「スパイダーに気をつけろ」というメッセージを残して行方不明に。
そこへ、たまにはゆっくり休暇を、とバイクでのんびりやってきたピーター!なんという作為的な偶然!笑「ぼんやりするうちにこんなところへ…まるで運命に導かれたようだ」と。
コマ内にセリフやキャプションが多いところに、時代を感じます。
(画像は引用です。引用元:クリストス・ゲージ (著), マリオ・アルベルティ (イラスト)
X-MEN/スパイダーマン)
当たり前のように「スパイダー」は「スパイダーマン」のことだと勘違いして遅いかかるXメン。
この展開の強引さがクラシックらしくて良かったですw
これまでのXメンやスパイディのストーリーを知っている人には懐かしくも感じられる一冊です。