J・マイケル・ストラジンスキー (著), ジョー・カザーダ (著, イラスト)
スパイダーマン:ワン・モア・デイあらすじ引用(引用元:上記リンクページより)
スパイダーマン史における超問題作、緊急出版決定!!
最愛の人を亡くし、不幸な出来事が次々と起こる…… これらの元凶が自分にあるとしたら、どうしますか? ピーター・パーカーのおばであるメイの命の灯は 消えようとしていた。ピーターにとっては、 すべての原因はスパイダーマンである自分自身であり、 自分の正体を世間に公表したことだった。 おばさんの命を救うためなら、あらゆる方法を 試さなければならない。悪魔の力でさえも……。
もはや一刻の猶予もならない。残されたのはあと一日。 ピーターはどんな犠牲を払うのか!? 今までの設定をリセットしたことによって、 全米中のファンを驚愕させた有名な物語「ワン・モア・デイ」。 ピーター・パーカー/スパイダーマンの人生に 一つのピリオドが打たれた衝撃作がついに初邦訳、決定! これまでのあらすじや巻末の著者インタンビューも収録!
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■感想MJがいい女すぎる……!ピーターとMJのカップルはめっちゃ好きだったので、正直、結婚が無かったことになってしまうこの話は寂しすぎるんですけど、でもメフィストとの取引を受け入れるMJが最後まで良い女すぎて……このMJを見れて良かったという気持ちはあるから複雑……。
MJだって結婚が無かったことになるのは嬉しくないのは当たり前だけど、ピーターがおばさんを大切に思ってるのも痛いほど分かってて。ピーターにとっておばさんは母親のような存在で、もちろんMJにとっても良き義母だけれど、ピーターとおばさん、という関係と同じくらいの深さは、MJとおばさんには無い。
この話で実は失うものが一番多いのはMJなんだよ……。ふたりとも失うものは同じ。ふたりで過ごした時間であり、愛であり、生まれるはずだった子どもである。
でも、それを失うことによって得るものがあるのはピーターだけ。おばさんの死が無かったことになってメリットがあるのはピーターだけ。(新しい世界でMJとおばさんは他人)
それでも、ピーターのために自分を犠牲にして決意するMJが……愛しすぎる……。
MJ~~~!!! むしろ俺と結婚してくれーーー!!!!!MJはアレだ。ダメンズに引っかかるタイプの女だ。(暴論)メフィストの動機が、ただ愛を奪ってやることが楽しい、みたいな、いたずらに人の人生狂わせてくるところがいかにも悪魔っぽくて良いです。
なおこの契約のときに、ピーターにきこえないようにMJがメフィストに何かをささやくのですが、それが明かされるのは
スパイダーマン:ワン・モーメント・イン・タイムとなっています。