ビル・マントロ (著), ダン・アブネット (著), アンディ・ラニング (著), スタン・リー (著), ラリー・リーバー (著), キース・グリフィン (イラスト), サル・ビュッセマ (イラスト), & 3 その他
ロケット・ラクーン&グルートあらすじ引用(引用元:上記リンクページより)
モフモフにしてやんよ!
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で話題の宇宙アライグマ、ロケット・ラクーンが大活躍!
ロケット・ラクーンの全てを詰め込んだ豪華オムニバス登場!
まさかの映画化で一躍、トップスターの仲間入りを果たした宇宙アライグマのロケット・ラクーンと、20世紀中にはわずか3回しか誌面に登場していない樹木人間グルート!
アトラスコミックス時代のグルート初登場作から、幻のロケットデビュー作、実質的な初登場エピソードであるハルクとの競演作、
若き日のマイク・ミニョーラの出世作でもあるロケット主演のミニシリーズ、さらには、実に25年ぶりとなるその後日談と、
今、話題の二大ヒーローの登場からわりと最近までをまるっと収めた注目の一冊が登場!
ロケット&グルートの初期のエピソードオムニバス
***
■感想グルートが……「私はグルート」以外の言葉を喋っている……!!(しかもわりと語彙が豊富で饒舌である)笑ロケット&グルート、というかほぼほぼロケットの本。仕方ないですね、グルートそんなにコミックに出てなかったみたいなんで。
それにしても、
初登場時のグルートがまるで別キャラすぎて吹くwwwww
自分のこと「木々の王」と言って街を侵略しにきてるwww
ロケット関連のエピソードは、世界観は独特ながら、キャラクターは「ああ、ロケットだな~」て感じ。彼って映画でもコミックでもとても情に熱くて仲間想いな一面を見せてくれるわけですが、その感じは昔から健在だったんだなあっと。
仲間のセイウチやヴィランのモグラなど動物がいっぱい出てきて可愛い~! んですが、シナリオはシリアス。
ロケットの出身の星って人間の精神病患者を閉じ込めていた星だったとか、ロケットはその星の封印のために故郷に戻れなくなったとか重い設定が……w
一冊にロケットの冒険の軌跡がたくさん詰まっているのですが、その前半部分が全て植え付けられた虚偽の記憶だった、とネタバラシされた後半は「マジかよ……」と震えました。
ロケット可愛い勢は手に入れても損は無い一冊です。
■個人的見どころ今とはだいぶ違う姿のグルート
(画像は引用です。引用元:
ビル・マントロ (著), ダン・アブネット (著),他ロケット・ラクーン&グルートより)
(画像は引用です。引用元:
ビル・マントロ (著), ダン・アブネット (著),他ロケット・ラクーン&グルートより)
アメコミはもともとペンシラーさんの個性によってキャラクターの外見は結構違うなっていうイメージはあるのですが、グルートはそのなかでも特に個性が出るキャラクターかなと思います。
時代を考慮しても上記の2枚はほんとうに同じキャラか? ってくらい違いますね。