■Xーmen 16概要
小学館プロダクションから刊行されたマーブルスーパーコミックスシリーズのXメンです。全17巻。
Xメン#1から収録されているものの、91年版の新しいほうのXメンなので、作中時系列的にはX-MEN:アンキャニィ・ジェネシスやX-MEN:デイズ・オブ・フューチャーパストのほうが古いです。
収録順がめちゃくちゃややこしくて、時系列順に読むなら
4巻後半~5~10→1~3→4巻前半→11~17の順番で読むのが良いのですが、じゃっかん収録に抜けがあったりして……ややこしい。
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■感想マグナス、始動! チャールズも、始動!イリアナのお葬式にやってきてみんなを勧誘するマグニートー。
ついに「従わねえやつぁミュータントでも敵だ!」と宣言。これまで何があってもミュータントにだけは優しかったマグナスがついにプッツンです。
とはいえ、これだけ理想の違いから対立してきたにもかかわらず、エグゼビアには「私とともに来るのだチャールズ」と一緒に居たい感じなのほんとエリックってば教授のこと好きやねw
そんでまぁ当たり前のように相容れないわけですが、チャールズがマグナスの胸ぐらをつかんで
「お前が自分自身の行いに責任を持たないというのなら、どうあっても…私が持ってやる!」という熱いセリフを吐くんですよ!
責任とれずに他人の記憶操作までしてた人がね!!!!!デッドリー・ジェネシスは本当に罪深いと思うの……w
こうして決裂した二人はついに本気でぶつかりあうようです。
チャールズはシャイア製の外骨格装着して自分の足で立つまでして、かなりガチです。
■個人的見どころイリアナの死に心痛めるエグゼビアさんの図。
(画像は引用です。引用元:
小学館プロダクション Xーmen 16より)
エグゼビアさん、地味にえこひいき激しいよね!?指導者としてそれはどうなんだ……他のメンバーの死も同じように悲しんでやってよ。
なんで比べたし。
まぁたしかにサンダーバードには
「うるさいハゲ!」言われてたしイラっとしたのかもしれないですけど!(関連:
X-MEN:アンキャニィ・ジェネシス)
■Xーmen 17***
■感想俺達の戦いは、これからだ!XメンVSマグニートー、決戦!
最終的にエグエビアが本気だしてマグナスの精神を崩壊させ、勝利を収めます。
……が、失ったものは大きかった。
戦いの途中で、ウルヴィは全身のアダマンチウムを抜かれて生死の境をさまよいます。
なんとか一命はとりとめたものの、アダマンチウムを失い、回復能力も衰えてしまった彼は、チームからそっと離れていきました。
また、妹、兄、両親を失い傷心のコロッサスも、チャールズの理想が信じられなくなり、マグニートーもとい、アコライツの元へ自らの意思でつくことに。
マグナス精神崩壊して介護が必要なので笑そうしてそれぞれの意思で幾人かのメンバーは散り散りになり、それでもまだまだ彼らの人生は続くいていく、というところで全17巻完結です。
離脱者が多いのでしんどい終わり方なのですが、最後にカートがエクスカリバーのこれからを「モイラと一緒に医療の研究をする」と決めたのが、ちょっと希望のある終わり方だったと思います。
収録順がややこしかったり飛び飛びだったりはしましたが、有名なエピソードがたくさん見れて、満足感ある17冊でした!