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キャプテンヴェノネイジィ

翻訳アメコミ(主にマーベル)のレビュー・感想を置くところ。オタクが奇妙なテンションで推しを語ったりするよ! ていうかそれしかしてない! 絶版モノも扱ってます。ネタバレがめっちゃあるのでお気をつけください。

スパイダーマン7(光文社)

光文社 マーベルコミックス
スパイダーマン

あらすじ(巻末の解説より一部抜粋引用)



十二指腸潰瘍に悩むスーパー・ヒーローなんて、アメリカのコミック・ブックの歴史40年のあいだにも、聞いたことがありませんが、わがピーター・パーカーことスパイダーマンは、その最初としての名誉をになうことになります。

しかし、この第7巻でのスパイダーマンは十二指腸潰瘍どころのさわぎではありません。恋人のグエンドリン・ステイシーが死んでしまったからです。ふつう、マンガの世界では、主要な登場人物が死ぬということはないのですが(たとえば、「スーパーマン」では、恋人のロイス・レインが死んだなんて話は聞いたことがありませんね)、マーベル・コミックスでは、しばしば、こうした読者をびっくりされる重大事件が起きるのです。




***

■感想
グウェエエエエエエエエエエエエエン!!!!


■一話  メイおばさんにカナダの弁護士から電報が届く。何かあやしいと感じたピーターはカナダへ飛ぶが、そこで知らない男に狙われる。(あとたまたま居たハルクと戦う
謎はとけないままだがずっとカナダにいるわけにもいかないので、帰国。

■二話  グエンが死ぬ回。
タイトルなし!! と書かれた扉の演出が憎いです。


(画像は引用です。引用元:引用元:光文社 マーベルコミックス スパイダーマン7より)

ハリーがまたもヤク中になり、オズボーン氏もストレスがマッハ。
ついにまたグリーンゴブリンになってしまう。

ところでまたスパイディ風邪ひいてるんですけどこの子からだ弱すぎじゃない?
風邪ひきすぎじゃない?

グリーンゴブリンとの戦いに巻き込まれてついにグエンが死にます……

このエピソード自体はかなり有名なのでご存じの方も多いと思いますが、有名すぎて逆に期待値あがりすぎて、いざ実際読んでみるとわりと「えっ?!これだけ?!」みたいなアッサリ感ある。

なんなら死ぬシーンよりその前2ページのコマ割のほうがでかくてインパクトある。

でもなんか……そのあと悲しんでるスパイディを見てたら……ジワジワ悲しくなってきて……
そしてこの号の最後のページ、扉ページで明かされなかったタイトルが……


(画像は引用です。引用元:引用元:光文社 マーベルコミックス スパイダーマン7より)

グエーーーーーン(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)

■三話  ジェイムソンがスパイディ討伐をルークケイジに依頼するが、お互い悪人ではないと分かって和解する。

ふたりの初対面はこの回ですかね?
後に同じチームとして活躍することになる(関連:ニューアベンジャーズ:ブレイクアウト)ので、感慨深いです。

■四話  ジェイムソンの息子が狼男になる話。スパイディのおかげで元に戻る。が、ジェイムソンはやっぱりスパイディが嫌いなままのようです……。
ちなみにこの息子は後にシーハルクと恋愛関係になります。

■五話  カンガルーなるヴィランが「俺を忘れたとは言わせないぞ!」とスパイディに襲いかかる。

……誰だこいつ?
と思って調べてみたら、翻訳版では三巻でちょうど飛んでた話に出てきたヴィランですね。

忘れるどころか知らないやつだった!
(詳細はこちら

普通に戦って勝ちますが、自宅ではハリーがグリーンゴブリンの衣装を手にして二代目ゴブリンとなる決意を……。

■六話  偽ヴァルチャーの話。
話自体は普通に完結型の話ですが、登場するピーターの大学の友達まわりがみんなギスギスしているのがしんどい。

■個人的見どころ

 
(画像は引用です。引用元:引用元:光文社 マーベルコミックス スパイダーマン7より)

「グエンにもこのパワーがあったら」……とつぶやくスパイダーマン。
グウェンにこのパワーがあったらどうなるか、読者は知っています。
そう、スパイダーグウェンになる!!
(関連:スパイダーバース

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Dr・ドゥーム、シンビオート、ケーブル、ロケット、デップー、スパイディあたりが特に推しです。アイアンマン、タスクマスター、マグニートー、ナイトクローラーもちょろちょろと追いかけてます。

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