ジョー・ケイシー (著), エリック・カネッティー (イラスト)
アイアンマン:エンター・ザ・マンダリンあらすじ引用(引用元:上記リンクページより)
10のリングからもたらされる強大な力を武器に、アイアンマンを苦しめるマンダリン。
1964年に刊行された『テイルズ・オブ・サスペンス』#50での初登場、そしてアイアンマンとマンダリンの初対決エピソードを現代的な視点で描き直した秀作を初邦訳!
その力の秘密や深遠なる野望、そしてアイアンマンとの長きにわたる因縁の理由が本書で明らかに! アイアンマン最大の戦いは、ここから始まる!!
***
■感想マンダリン何言ってんのか全然わかんない(真顔)話し方がめっちゃまわりくどい笑
「これは我の勅令であり、審判なのだ…。無知な者へ火をもたらす、プロメテウスのようにな」
とか
「我が世界の均衡を崩したとでも?それともグローバリゼーションに適した存在ではないと?」とか、なんかすごい、難し気な話し方をする……!!
でも全編通して彼がやりたいことを意訳すると、
「俺は強い! だから世界征服する!」という感じの、すごい単純なことだった……!
この話って、物語として何が起こったかって言うと、
「マンダリンという、宇宙のパワーを扱える指輪を持った男が、その力で世界征服したいのを、アイアンマンが戦ってとめる話」なんですよ多分。
マンダリンとアイアンマンが戦うだけの話なんですよ。
なんかそこに、若干の政治というのか宗教というのか、何か思想のようなものは反映されているような気はするのですが、ほんと結局はただマンダリンとアイアンマンが殴り合うだけの話!
マンダリンは指輪の力、トニーは科学力に、お互いの信じるもの、思想をのせて、殴り合う。
最後はヤケクソになったマンダリンが衛星を北京に落とそうとしてトニーが力づくでそれを受け止め押し返す的な、逆シ◯アを彷彿とさせるスケールのアクションも有りw戦いはかっこいいので、マンダリンのまわりくどい話し方にイライラしない自信のある方にはおすすめです。