マーベルグラフィックノベルコレクション■感想
49号はガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:コズミック・アベンジャーズ
ガーディアンズの翻訳本って、なぜか消化不良が多いような印象ですが、ガーディンズ自体がそういうものなのでしょうか?
今作も、なんとなく「俺達の戦いはこれからだ」感はいなめません。
メンバーが多いのでどうしてもそれぞれの生い立ちや出会いなどを含めると1冊分に治めるのはむずかしい、というのがあるゆえかもしれません。
が、派手なアクションとスケールは非常に良く仕上がっていると思うので、細かいことは抜きにして、ガーディアンズの面々(+今作はトニーも一緒)が暴れるところを堪能するのは非常に楽しいです。
また、終わり方は未消化な部分が多少はあるにしても、それぞれが集まるまでの個人エピソードは個性があり面白いです。
未消化と言っても一応のまとまりはあるので、これから彼らが「コズミック(宇宙)を守るアベンジャーズになります」という再結成シリーズのはじまりを知る一冊としては良かったと思います。