マーベルグラフィックノベルコレクション■感想
12号はアベンジャーズ・フォーエバー Part1
初代アベンジャーズ結成の立役者となったリック・ジョーンズの存在を軸に描かれる、時空を越えた壮大な冒険譚です。
最初からラスボス(おそらく)や目的が提示されていて王道の物語になっているので大筋は非常にわかりやすいものになっています。
ひと味違うところは、リックによって集められたアベンジャーズのメンバーが、万全の状態ではなく、それぞれ「苦難の時」から集められているということ。
ショックな出来事や不安定な時期の只中にいるところを呼び出され、事態に巻き込まれてしまう。
同じ人物であっても時代が違うので、それぞれが見知った人とは少し違ったりしていて、最初は団結力もあまり無く。
はたして最後は信頼や成長が見えるのかどうか、というところも見ものになっていると思います。
過去や未来からキャラクター達がたくさん出てくるので、マーベル作品を知っていれば知っているほど面白いものだと感じられるはずです。
こちらは前編。続きは
アベンジャーズ・フォーエバー Part2(19号)にて。