マーベルグラフィックノベルコレクション■感想
39号はドクター・ストレンジ:ネームレス・ランド、タイムレス・タイム
スタンリー&ディッコが手掛けるクラシックな作品。
毎号10ページしか無いにもかかわらず、毎回ページ数以上の満足感です。
次から次へと襲い来る試練をはねのけるストレンジの冒険譚。
執拗にストレンジを襲うモルド。その裏にはドルマムゥの存在。
一方ストレンジ側にはエターニティが着く。
徐々に戦いが壮大になって行く、ずっと右肩上がりの物語で非常におもしろいです。
ストレンジとエンシェント・ワンの師弟愛、絆も見ものです。
また、後に重要な人物になるクレアとストレンジがどのようにして信頼関係を結んでいったのかが見れたのも良かったです。
登場人物のほとんどが皆重要人物で、今後もずっと関係性がある人たちなので、ストレンジの物語の基幹を見るのに非常に良い一冊だと思いました。