マーベルグラフィックノベルコレクション■感想
18号はシークレット・ウォー。
こちらも名作と言われ続けていた作品、初翻訳です。
どこからかハイテク機器を手にしたヴィラン達から身に覚えのない襲撃を受けるヒーロー達。
その裏にはフューリーの暗躍があり……という内容。
組織というのは心強くはありますが、ときには面倒なものですね。
個人の正義をつらぬくためには、誰かに憎まれるであろう選択も必要になります。
その役を買って出たフューリーの意思の強さは大変かっこいいです。
でも怒りを覚えるヒーロー達の心理も分かる。
特にウルヴィは記憶に敏感ですし。
フューリーのダークヒーローらしさが存分に味わえる渋い一冊です。