マーク・ウェイド (著), ハンベルト・ラモス (イラスト)
カーネイジ:ブラック、ホワイト&ブラッドあらすじ引用(引用元:上記リンクページより)
連続殺人鬼にして、混沌の使者。奴の名はカーネイジ。本書はマーベル・ユニバース最凶ヴィランの凶行録である。 最高峰の作家陣が、恐るべき共生生物の残酷無比な姿を容赦なく描破する! カーネイジの血塗られた生き様を目撃せよ!!
■感想
全ページが赤、黒、白のみで構成されたアート。
あまりにもかっこよすぎる台詞の数々。
それらを存分に堪能できる、カーネイジファン必見の一冊です。
とにかくかっこいい。それしか言うことがない。
しかしそれが不満ではなくて、むしろそれこそが最大の魅力で、それだけで満足ができます。
とくに他の作品との強いつながりはありません。物語性というよりはカーネイジのイメージを膨らませた感じの短編集。一話ごとは短く、数ページずつです。
ただただかっこいいものに呑まれる時間を味わえる作品です。
翻訳がときおり詩的で、とても雰囲気に合っていて好きでした。
個性的なアートも大変素晴らしいので、画集として楽しんでも良いと思います。