ファビアン・ニシーザ (著), パトリック・ジルシャー (イラスト), デイブ・ロス (イラスト)
ケーブル&デッドプール:桃色の誘惑あらすじ引用(引用元:上記リンクページより)
ある品物を盗むべく、企業に潜入したデッドプール。
だがそんな彼の様子を三つの黒い影が見つめていた……その名はB.A.D.ガールズ!!
映画『デッドプール2』で注目の集まる迷コンビの大人気シリーズ第4弾が登場!
とある装置を盗むように依頼されたデッドプール。しかし、同じものを狙っているチームが複数。
というわけでいろんなヒーロー/ヴィランと戦闘になるのだが、実は全ての依頼をしたのはケーブルだった。
その目的は、かつて超能力が増大していたころに使えた「地球の全ての人の考えを覗ける」という能力を失ってしまったケーブルが、似たような力が欲しくなり、世界中のネットワークにアクセスする能力を持ったキャラを仲間に加えるためだった。
こうしてケーブルはまた神みたいな存在になったのだ。終わり。
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■感想断じて腐女子(ボーイズラブが好きな女性のこと)ではないと言い切る自分ですら、「もうこのふたりは付き合ってても何らおかしくは無いな」と思ってしまう……。世界中を掌握できるようになったケーブル。それは良い。それは好きにすれば良い。
それよりもこの、デップーのこと手のなかにおさめつつ、好きにさせておくぜ、みたいなこの……
ケーブルの……彼氏面……。そこに注目したい。
「あいつは縛らないほうが良い」とか言って、正体を隠して適度な仕事を与えている……。
おかしい。僕は男女のカップルが好きなのに……ボーイズラブなんて普段一ミリもおいしいと思わないのに……(友情関係は有り)
それなのにこの二人に関しては「もう好きにしてくれ」と暖かく見守る気持ちになってしまう……。そのくらいこのふたりはおたがい大好き感が伝わってきてもう何も言うまい。
一巻からひたすらケーブル&デップーの信頼感を見せつけられてお腹いっぱいなった。面白かったです。ケーブルの強キャラ感めちゃかっこ良いです。