ロビー・トンプソン (著), マット・ホラク (イラスト), ジム・トウ他 (イラスト)
続 スパイダーマン/デッドプール:スパデプよ永遠にあらすじ引用(引用元:上記リンクページより)
全米横断旅行に出かけたスパイダーマンとデッドプールは、異次元空間“ネガティブゾーン"へとたどり着き、おバカな大騒動に巻き込まれた。 大騒動が一件落着してネガティブゾーンから地球に戻ってくると、なんと世界が破滅していた!? マーベル・ユニバースはどうなってしまうのか? すべてを変える驚天動地のサーガの始まりだ!
■感想
いきなり世界が終わってるスタートからのさらに大きな破茶滅茶がまさに最終巻たる素晴らしさ。前巻(
続 スパイダーマン/デッドプール:スパデプの異次元旅行 )のネガティブゾーンから帰ってきたスパデプのふたりが目にしたのは、破滅した世界。
という壮大スタート。
生き残ったわずかなヒーローとともに、世界を破滅させた悪と戦う……のですが、今回はとてもギミックが面白かったです。
なぜだかデッドプールが第四の壁を突破できなくなっており、グウェンプールもまた能力が不調。
なぜって、敵が第四の壁だから。
ここまででもじゅうぶんに「これはデッドプールしかできない話」で面白かったのですがオチがさらに良くて。
まさかの実写でぶん投げエンド。
いや素晴らしい。ここまでの破茶滅茶は他誌ではきっとできない。
デップーらしさ、を存分に利用した面白い作品でした。(スパイディは今巻は少しオマケだったかもしれない)