カレン・バン (著), マテオ・ロリ (イラスト), サルバ・エスピン (イラスト)
デッドプール・キラストレイテッド/デッドプール・キルズ・デッドプールあらすじ引用(引用元:上記リンクページより)
『デッドプール・キルズ・マーベルユニバース』続編!
あこぎな創造主の搾取に苦しむキャタクター達を救うため、デッドプールは、(読者も含めて)マーベルユニバースを滅ぼした。こうして、世界には平和が戻ったはず…だった。だがしかし、キャラクターへの搾取は止まるところを知らないではないか!
ついにデッドプールは、全ての物語の源泉を葬り去る事を決意する。それは、つまり…『白鯨』に『トム・ソーヤーの冒険』、『若草物語』に『フランケンシュタイン』あらゆる古典に止めを刺す事! 今、デッドプールと百戦錬磨の主人公達の死闘が幕を開ける!
デッドプール対古典小説の死闘を描いた異色作『デッドプール・キラストレイテッド』、デッドプール対デッドプールの究極の独り相撲を描いた『デッドプール・キルズ・デッドプール』。2作をカップリングした待望の「キル」シリーズ第2弾、ついに登場!
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■感想
わぁい、表紙が可愛い!デッドプール/パニシャー・キルズ・マーベルユニバースの続編。
前作で「もう、創作物として搾取されるの嫌んなっちゃった!」とマーベル世界の様々なキャラクターを殺しまくったデッドプール。
しかし、殺しても殺しても「発売延期」だの「別次元」だのいろんな理由を乗り越えて新しいキャラクターが生まれてきやがる。
こうなったら「物語」とかいう概念を滅ぼすしかない。
というわけで、今度のデップーはそもそもの物語の発端「古典」の世界へ!
ドン・キホーテやドラキュラ、クリスマスキャロルにフランケンシュタイン。有名作品の登場人物を殺す殺す殺す!
それに気づいたのはシャーロック・ホームズ。最後はアイデアバースという異次元にデッドプールを放り込む……が、物語の世界はねじれてしまった……。デッドプールの勝ち……なのか?w
試合に負けて勝負に勝ったってヤツなんでしょうか。哲学だなこれは……。
後半収録されてるのはこのデッドプール大殺戮三部作の最終となる”デッドプール・キルズ・デッドプール”。
これはわりといつもの明るいデップーです!(???)
「万物の起源はデッドプールである」というわけのわからない超理論により、あらゆる多元世界のデッドプールが集まって戦います!
自分VS自分! ものすごい壮大な自殺?笑
デッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウスに登場したレディプールやキッドプールなどの面々に加え、ヴェノムプール、ウルヴィプールといった別キャラに似たプール、蜂ヒゲプール(蜂がアゴにいっぱい集ってる)のようなイロモノもwギャラクタスプールの強キャラ感すごいw
イロモノ枠に見えたパンダプールがめっちゃ良い働きしてて予想外だったw