ジム・シューター (著), マイク・ゼック (イラスト), ボブ・レイトン (イラスト)
マーベルスーパーヒーローズ:シークレット・ウォーズ 1あらすじ引用(引用元:上記リンクページより)
マーベルコミックス史上初となるクロスオーバー大作!
絶対の死闘に挑む21人のヒーローと13人のヴィラン達!
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■感想ついに出た~~!今ではすっかりマーベル名物となった連載中の他作品にも影響を及ぼすクロスオーバー作品の最初の作品、ついに翻訳が登場しました。同名の作品も後発で出ている(
シークレット・ウォーズ)のですが、本作とは内容はまったく異なります。本作は、84年版となっております。
ニューアベンジャーズ:イルミナティで登場したビヨンダーは本作の登場キャラクターです。
それぞれのメイン誌のから今作へつながる部分を最初にピックアップして載せてくれているところが非常に親切なつくりになってます。
ヒーロー達がバトルワールドに集められたと同時、ヴィランズも集められたのですが、和やかになどすすむはずもなく喧嘩をはじめるのは当然のこと。
ここでドゥーム様が頼るのがモレキュールマンってところや、モレキュールマンもドゥーム様を信頼しているセリフが多々あることに、後の
シークレット・ウォーズでのあの展開ってここが元なのかな? などと感慨深いものがあったりなど。
それにしても今回もドゥーム様はかっこいい! ビヨンダーからの褒美のためにやる気を出すヴィランズ達のなかで唯一人、相手のちからと先を見据えての判断をされておられる。
ヴィランズ達にそれがわかるわけもなく、最終的に「理解できるのは奴のみ」ってリードを探しにいくところに「いつものドゥーム様」を感じずにはいられませんですぞ。
最終的に「やっぱ誰もわからん!」っつって一人になるところまでお約束でしょうか。
そしてヴィランズよりは保ったものの、ヒーロー達もやっぱり喧嘩をはじめちゃうのはお約束笑
そうしてだんだんと、単純にヒーローVSヴィランズの枠が崩れ、勢力がさらに細かく分散されてゆく。ミュータント、ドゥーム様&(結局従った)手下達、ギャラクタス、ヒーローズなどなど……それもまた敵と味方が二転三転して、いったいどこで誰が勝つのか、観測するのが楽しくなってくる!(ビヨンダーの気持ち)
次巻
マーベルスーパーヒーローズ:シークレット・ウォーズ 2にて、完結!