ダニエル&チャールズ・カウフ (著), ロベルト・デ・ラ・トーレ (イラスト)
アイアンマン:ホーンテッドあらすじ引用(引用元:上記リンクページより)
映画化に至るアイアンマンブームのきっかけとなった『アイアンマン:エクストリミス』待望の続編がついに登場!
「シビル・ウォー」に勝利し、全ヒーローの頂点に立ったアイアンマン。
素顔のトニー・スタークとしても、シールド長官の座を手に入れ、己が信じた正義を貫くのに障害はなくなったはずだった。
だがしかし、盟友の命と引き換えに手にしたその力は、知らず知らずの内に彼を追い詰めていた。
ついに過去の亡霊を目にするまでになった彼は、果たしてその職務を全うできるのか。
そして、彼を悩ませる呪いの正体とは……。
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■感想あいかわらずマンダリン何言ってるかわかんねーw(関連:
アイアンマン:エンター・ザ・マンダリン)
彼の思想を言語化したときの言い回しの難しさよ……。
「 マラック人は宇宙の叡智の体現者。その彼らが私をして人類の進化を示す生きた手本とした。私はかつて、神に匹敵する力を、卑小なる人間の矮小な欲望の実現に注いでいた。だが気づいたよ。衡の復活こそが私の真の使命とな。隷属でなく昇華を人に齎すべし」ってつまり何が言いたいか一言でまとめてくれ!!
何が言いたいのかはイマイチわかんなかったけどやっぱりやりたいことは分かるのがある意味すごいな……。
今回彼がやりたかったのは、Xメンで言うアポカリプスの適者生存のようなものを人間に対しておこしたい感じで、エクストリミスをウィルスにして世界にまき、適合者(3%未満)のみが生き残る世界を作りたかった模様。
トニーが精神的にまいってるせい&エクストリミスの効果によって幻覚を見ていたのがなんかちょっとムーンナイト(関連:
ムーンナイト/光)を彷彿とさせる……。
(ムーンナイトはほんとうにただの精神異常で幻覚の発言がデメリットになる場合もあるけどトニーのは脳の処理による幻覚で、もともと天才だから幻覚も有意義なことを言うところが全然違うけど)
巻末はアニュアル。
あまり前後の流れとは関係なく、お色気セクシーなスパイ物っぽい雰囲気。
本編がシリアスだったので良い息抜きになりました。