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キャプテンヴェノネイジィ

翻訳アメコミ(主にマーベル)のレビュー・感想を置くところ。オタクが奇妙なテンションで推しを語ったりするよ! ていうかそれしかしてない! 絶版モノも扱ってます。ネタバレがめっちゃあるのでお気をつけください。

X-MEN:デッドリー・ジェネシス

エド・ブルベイカー (著), トレバー・ヘアシン (イラスト), ピート・ウッズ (イラスト), マーク・シルベストリ (イラスト)
X-MEN:デッドリー・ジェネシス



あらすじ引用(引用元:上記リンクページより)



『ハウス・オブ・M』によって一変した世界を舞台に、プロフェッサーXの忌まわしき過去が暴かれる!

M-デイを機に激減した世界のミュータント人口。
人類の未来どころか、絶滅危惧種へと身を落としたミュータント達を待つ、さらに過酷な運命とは……。
同胞を取り巻く新たな世界秩序に戸惑いを隠せないX-MEN。
行方不明の指導者、プロフェッサーXの消息も掴めないまま、憔悴の日々を送る彼らを驚愕の事件が襲う。それは……。
『ハウス・オブ・M』によって一変したX-ユニバースの姿とは?
そして、知られざる3人目のサマーズとは?
激変した世界を舞台に、X-MENの師であるプロフェッサーXの忌まわしき過去が暴かれる!




***

■感想

”忌まわしき過去”に嘘偽り無し!!

X-MEN/アベンジャーズ ハウス・オブ・Mのエピローグです。

X-MEN:アンキャニィ・ジェネシス収録のクラコア島の一件に、実は隠された側面があって……。という話。

以下ネタバレ含むので反転。


実はあの件では、カートやコロッサス、オロロなどの新生Xメンが誕生するさらに前、数人の新人Xがメンとして起用されていました。しかし彼らは、じゅうぶんな訓練時間をあたえられず、命を落としていました。初代メンバーを救うための、いわゆる、捨て駒、として扱われていたのです。そして、その中には、スコットの弟の姿もあったのでした。
が、教授はその事実を隠すため、スコットの記憶を操作し、死んでしまったメンバーのことを忘れさせ、完全になかったことにしていたのでした。



エグゼビア教授の最大の失態だと思います。
だって、ふだん「メンバーの頭の中をいじったりはしないよ?」みたいな雰囲気結構出してましたよねあの人??
なのに、スコットにとっての肉親の存在の記憶すら消しちゃうって笑
さすがに信頼がガタ落ち。仕方ない。

Mデイによってミュータントではなくなっている教授が「違うんだ、お前のためなんだ」という感じで懇願する姿は少し憐れではあったと思います。
悪意をもってやったわけではないし……。
というか、教授なんでこんなにスコット大好きなの? 実の息子よりだいちゅきなのどうしてなの??

物語の途中にちょくちょくその件で亡くなってしまったメンバーのオリジンが挟まるのですが、どのキャラもすごく魅力的で、「このためだけに生まれて消えてしまうのがもったいない……」と感じました。
ダーウィンとかめちゃくちゃおもしろい能力じゃん!
もっと訓練の時間さえあげれば、本当にXメンとして活躍できてたに違いないのに……!

あとバンシー(ショーン)が死にます。(サラっと)
すごいあっさりだったので「えっ……? あとで ”実は死んでませんでしたジャーン!” みたいなのあるよね?」と思ってたら普通に死んでる……えっ……。

個人的にはカートがたくさん出てきて活躍を見れたのが良かったです!XD

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Dr・ドゥーム、シンビオート、ケーブル、ロケット、デップー、スパイディあたりが特に推しです。アイアンマン、タスクマスター、マグニートー、ナイトクローラーもちょろちょろと追いかけてます。

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