ヒーローズ・リボーン 7あらすじ引用(引用元:上記リンクページより)
オンスロート1~4で全滅してしまったヒーロー達を1から新たな設定で描き直す(が、正史世界ではない)リランチ作。
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■感想FFは復活したシルバーサーファーとスクラルの戦いでなんかめちゃくちゃに。
その影響で地下の炉心が暴走しそうになり、FFメンバーは城から脱出。ドゥーム様はというと、「私は炉心を止める。今日のことで罪なきラトベリア人がひとりでも死ねば…すべてお前たちの責任だからな!」とひとり炉心へ!
さすがドゥーム様素晴らしい国王様である……。この「お前たちの責任だからな」っていうのはただの八つ当たりじゃなくて、きっと、もし失敗して自分が死んだら彼らに「責任」という形で国民のことを頼むっていう意味が込められているんじゃないかと思うんですよね。
ツンデレだから素直に「あとは頼む」って言えないタイプ。FFが脱出したあと、城でハルクの破壊跡を見て「ガンマ炉のメルトダウンによって失われる人命も気にかかるが」って自国民以外もきにしてあげる優しさまじドゥーム様天使。
そしてその後ハルクそのものを目にして驚く瞬間のモノローグよ……!
(画像は引用です。引用元:ジム・リー ロブ・ライフェルド他 ヒーローズ・リボーン7より)
「驚くのは備えの無い証拠だ。と言っていたものだ」 かーらーの、間髪いれず(同コマ内での) 「こんな…馬鹿な(驚き)」www
その後ハルクの正体が旧友であるバナーだと分かりもう一回驚いてるドゥーム様。
「驚きに慣れていない」はもはや「押すなよ? 押すなよ ?」レベルのネタふりである。アベンジャーズ&アイアンマンは、ハルク&ソーが暴れたせいでガンマ炉がヤバい感じになってたのでそれをおさめる回。
みんなの奮闘&ハルクが最後に頑張ってくれたおかげでなんとかなったのですが、最後に一瞬、オンスロートの影がチラつく。
キャップの話にはケーブルが登場。正史世界から転移してきた様子。
そしてこのケーブルがキャップの精神を少し探ったことにより、重大な事実が発覚。
キャップ自身も気づいていないだけで、このキャップは「正史世界のキャップだ」と。というわけで、この世界のヒーロー達が薄々感じていた違和感の正体が明らかに。
ここは別世界ではあるけれど、ヒーロー達は実は正史世界の彼らであったのです。(ただし、生まれ変わり(?)でこちらの世界で別の人生を歩んだ経緯がある)
ヒーローズ・リボーン 8***
■感想あいだをすっ飛ばして突然の最終巻だぜ!!7巻までで、#1~#6まで順番にやってきたヒーローズ・リボーンですが、ここにきて突然ダイジェストがはじまります。
大人の事情ってやつなんでしょうか。見開きで#7~#11までのあらすじをやってから、#12の最終話でドン!(完結!)と強引に完結へ運びました。
……けど、まだ最終巻出してくれるだけ親切だよね。途中までやってほっぽりだされてるのいっぱいあるもんね……。そんなこんなで最終話。FFは、ギャラクタス襲来です。
地球のエネルギーを吸い取る装置を破壊してギャラクタスを倒そう! なノリですが、間に合わず、
地球が死にます。嘘ではないです。そのまんま「地球が死んだ!」と書いてあるのです。
(画像は引用です。引用元::ジム・リー ロブ・ライフェルド他 ヒーローズ・リボーン8より)
ドゥーム様のみタイムマシンを作成し過去へ。
タイムマシンを使ってドゥーム様二週目。お次はギャラクタスの先触れ達が来る前にアベンジャーズに警告します。
がんばってギャラクタスに立ち向かうアベンジャーズでしたが、ギャラクタスとは相打ち。地球は滅んでしまう。
その前にドゥーム様はまた別のところへタイムワープ。
ドゥーム様三週目。アベンジャーズらと協力してギャラクタスを倒せそうな武器をつくる。
が、あと一歩足りず敗北。製作したデータを持って24時間過去へ!
ところでこの週でトゥーム様はトニーに、オンスロートとの戦いについて語ります。(トニーは記憶がないので「何のことだ!」となりますが。ドゥーム様は記憶完全に戻っとるんか……さすがすぎる……)
ドゥーム様四週目。これまでの失敗を未然に防ぎ、ついにギャラクタスに勝利をおさめる!
こうしてリボーン世界の地球は存続することになったのだった……。めでたし、めでたし。
というわけで、
この最終巻はドゥーム様クエストと言っても過言ではないドゥーム様巻です。翻訳版は後半がダイジェストになったことであまり評判が良いとは言えないのですが、ドゥーム様推しの方にはぜひ見て欲しい!
なおこの巻のあとにドゥーム様が新たに誕生した世界を征服する#13があるのですが例によって未翻訳です。残念……!
巻末には、正史世界とリボーン世界のヒーロー達の違いなどの解説。
未翻訳部分でソーが二人になるという展開があったのですが、片方はこの世界でつくられたソーだったということに触れられています。
さらに、「この世界が現実ではない」と気づいたヒーロー達が正史世界へ帰還する「ヒーローズリターン」の解説もアッサリと載っています。