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キャプテンヴェノネイジィ

翻訳アメコミ(主にマーベル)のレビュー・感想を置くところ。オタクが奇妙なテンションで推しを語ったりするよ! ていうかそれしかしてない! 絶版モノも扱ってます。ネタバレがめっちゃあるのでお気をつけください。

ヒーローズ・リボーン 1、2、3

ヒーローズ・リボーン 1



あらすじ引用(引用元:上記リンクページより)




オンスロート1~4で全滅してしまったヒーロー達を1から新たな設定で描き直す(が、世界は正史世界ではない)リランチ作。




***

■感想

この世界のキャップも最高にシコ……。

ヒーロー達をオリジンからやりなおすヒーローズ・リボーン。
一巻はFFとキャプテン・アメリカです。
FFは原作と近く、宇宙船に乗った彼らが事故により特殊能力を得る流れ。

面白かったのは、原作では皆がそれぞれ「俺は◯◯と名乗るよ!」と自分のコードネームを決めたときに、シングは「おれはめんどうだから”もの(シング)”でいい」となげやりだったのが、
(関連:ファンタスティック・フォー1(光文社)


(画像は引用です。引用元:引用元:光文社 マーベルコミックス ファンタスティック・フォー1より)

今作では「バケモノになっちまったぜ。変なモノ(シング)に!」ってかなりかっこいいアレンジが加わっていたところが印象に残りました。


(画像は引用です。引用元:ジム・リー ロブ・ライフェルド他 ヒーローズ・リボーン 1より)

キャップは妻と子と仲睦まじく公営住宅に住む工員としてお目覚め。
しかし、毎日、自分がキャプテン・アメリカだという不思議な夢に悩まされる。
最終的に自分がキャプテンだったと思い出す、王道の流れ。

ん~~~~!! この設定良いですね……!
中流階級ではなく下級寄りってところが特に……! 裕福じゃなくても愛する妻と子と日々を過ごすキャップ良いです……。
現実ではそんな生活夢のまた夢だからせめてここでは……今だけでも……。
哀愁漂うキャップ好きな人はこれ見てほしい……。胸が苦しい……。




ヒーローズ・リボーン 2



***

■感想

アイアンマン&アベンジャーズ収録の二巻。

アイアンマンはトニーがアイアンマンになる&バナーがハルクになるのを一緒にやっちゃう感じ。
トニーの、エゴイストな企業人な部分が押し出されていて、事情が現代風にアレンジされ少し混み合って原作よりも大人向けに感じました。

アベンジャーズは一巻で復活したキャップ&ワンダ、ビジョン、ホークアイなどおなじみメンバーに加え、ヘルキャットが加入しています。

敵対するのはロキ。
ロキがアベンジャーズ偵察に来ているシーンでメンバーそれぞれを独自評価する際、ホークアイのことを「驚異にはなるまい、所詮ただの人よ」と鼻にもかけないのワロタw


ロキに邪魔されながらも、琥珀漬けになっているソーを発掘して、復活したソーがアベンジャーズ入りするという流れは原作オマージュぽくて面白い。
発掘されたソーには記憶の混濁が見られ、どうしてこうなったのか思い出せない様子ですが、「オンスロート」という単語を漏らす……。




ヒーローズ・リボーン 3



***

■感想

キャップしんどい……。

三巻は、一巻に続きFFとキャップのその後。それと二巻の続きでトニー&ハルク、アベンジャーズ。
FFはシールドに収容され、工業排水に怒ってアトランティスから襲ってきたネイモアさんと戦うことに。

ハルク&バナーはお互いがお互いだと知らずにとりあえず戦っています。
ハルクが「この世界を壊さないと」と言っているのが気になるところ。気づいて……いるのか……?

アベンジャーズは征服者カーンがアベンジャーズを全滅させてしまいました。

キャップは二巻のアベンジャーズより前かな?
一巻の直接の続き。

これが……なんとまぁ……
「妻と子と慎ましく幸せにくらしていた」と思っていたら……妻も子もシールドが用意したLMD(ライフモデルデコイ)という……機械人形だった……。ということが判明。

う、うわ~~~!
シールドはずっとキャップをこうして監視していたらしい……。え、つら……この世界でも幸せな一般的な生活ができないのかキャップ! くぅ……!!(でもそこも好き)


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Dr・ドゥーム、シンビオート、ケーブル、ロケット、デップー、スパイディあたりが特に推しです。アイアンマン、タスクマスター、マグニートー、ナイトクローラーもちょろちょろと追いかけてます。

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